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2014年05月12日 10:31

リンクを1件追加しました。

Mystery Marine Aquarium Skill
Singaporetechさんのブログ。
サンゴ飼育に関して、なかなかの知識をお持ちです。
かなりしっかりとした、理論派アクアリストと言えるでしょう。
ミドリイシを飼育しているアクアリストは、ここから学べることが多いと思います。
いつかお会いしてみたいですね。

更新のお知らせ

2014年04月18日 18:06

ミスジチョウ
インドミスジ
上記2つの記事を加筆訂正。

謹賀新年

2014年01月01日 00:32

明けましておめでとうございます。
今年も宜しく御願い致します。

昨年はテンションが低空飛行でしたが、たぶん今年も低いままでしょう。。。
テンションの復活はいつになることやら(汗)
ブログの更新を楽しみにしている人(いるのか?)には申し訳ないですが、今年も極めて不定期な更新になるものと思います。。。ブログの更新をしたくなるほど、気分が盛り上がってくるといいんですが。

昨年は楽しい熱帯魚、フィッシュマガジンが相次いで休刊(事実上廃刊でしょう)。残る専門誌はアクアライフだけ。海水魚ではマリンアクアリストとコーラルフリークスの2誌がありますが、どうなりますやら。暗い話題が多かった昨年ですが、今年は何か上向きなことがあると良いですねぇ。

とりあえず私の今年の目標は、いまいる魚たちを、しっかり飼育する事。
基本を忘れずに、ですね。

チョウチョウウオ水槽

2013年10月19日 00:48

すごく久しぶりに自分の水槽でも。
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サイズは90×60×45センチ。
水槽内の岩はセラミック疑岩。
ろ過槽は一層式で、H&S850のスキマーが設置してある。

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岩の後ろにある水流ポンプ。斜め上に向けて設置してある。

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水流ポンプ上部の水流の様子。
水槽サイズに比べて、若干オーバースペック気味の結構強い水流。
中の水流は、洗濯機とまではさすがにいかないが、普通の混泳水槽よりは明らかに強い流れ。最初の画像で、水槽中央にアサリの殻がいくつかあるのだが、あの殻は常にあそこに置いてある。というのも、あの殻が水流を少し弱めて、水槽右側を魚にとって過ごし易い環境にするためのもの。普通に岩を置いてしまうと、水流が減殺されすぎてしまうため、アサリの殻程度の障害で若干弱めるという工夫になっている。

水流の強い水槽は、痩せた魚を入れると消耗するだけだが、しっかりと餌を食べる魚にとっては非常に良い運動になり、引き締まった魚体を維持できる。

1015-7.jpg
アサリを突くチョウチョウウオたち。
餌は活きたアサリを開いて、水管やベロなどを取り除き、内臓だけにしたものを与えている。アサリの身の太り具合によって、一日に5〜10個ほど与えている。人工餌はアサリを与える前に少量与えている。もっとも、チョウチョウウオはほとんど食べず、一緒に入っているアカテンコバンハゼやサザナミが食べる程度。

1015-6.jpg
アサリが主食なのは、その方が幼魚期からの成長が良く、成魚になってからは余計な脂肪が付くのを防ぐ観点から。他に微量成分やビタミンなどの補給として、コンビネーション2を週一回添加している。またポリプ食チョウチョウウオは、思いの外コケをついばむので、水槽底面のコケは落とさずに残してある。

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ミカドチョウは2匹入っている。当然のように争っているが、ヒレや体にダメージが残るほどのケンカはしないので、いずれはペアに。。。という期待を抱いているのだが、果たしてどうか?

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鍔ぜり合うインドミスジとミカド。
ポリプ食はどれも気が強いので、組み合わせは悩みの種。。。

まこと邸スイハイ

2013年10月08日 00:47

新居に引っ越しされたので訪問してきた。
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玄関には怪しげな淡水水槽が。
一見、何も入っていないようにみえるが、
中身は淡水シタビラメ、淡水ヒラメ、南米淡水ストーンフィッシュが。
なかなかマニアックなラインナップだ。
ちなみに餌はネオンテトラだそう。

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メイン水槽。
相変わらずコケひとつない綺麗な水槽。
いつ見ても綺麗。このあたりは、まこと氏の性格が出ている。
うちとは正反対だ。。。

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おそろしく大きいジェムタン。
もはやジェムタンかどうかすら怪しい雰囲気(笑)
何故かブリモドキも入っている。密かにお気に入りらしい。

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これこれ、サイズバタフライを見に来たといってもいいほど。
実際見たのは何年振りだろう?

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輸入状態が悪かったにもかかわらず、素晴らしい仕上がり。
もう何年も飼育していたかのような感じで餌を食べる。
それにしても、生き残った3匹のうち、2匹を廃人が押さえるとは。。。
(1匹は、まこと氏、もう1匹はごにょごにょ。。。)
さすが廃人である(笑)

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サウスアフリカン、ホイフラーズ、ロブストの西アフリカトリオ。
これもサイズと並んで、この水槽の見どころ。
この3匹が一同に会しているのは、日本で、いや世界でここだけかも?

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隔離ケース飼育のロブスト。
さすがに性格が弱くて混泳はさせられない。
同居のゼブラソールがまた渋い。

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オールドウーマンが綺麗な時期は、このあたりまでか。。。
あとはひたすらメジナ化の一途。

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メイン水槽と配管で繋がっている小水槽。
ルックダウン、ムーンフィッシュ、グラスポーギーといった渋い魚たち。
ルックダウン系の混泳は、先にやられてしまったなぁ。

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水槽の横で飼われているチンチラ。
これはスタンダードグレーの子。

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こちらはブラックエボニー。
真っ黒でよく分からない(笑)が、非常に可愛い。

おまけ
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Tetsuo氏の壮行会を廃人連主催で開催。
ケントパパの寝ながら相槌を打つ、という奥義が披露された(笑)
それと、レオポンの行く末が実に心配である。
ねじ曲がった廃人にならなければよいが(笑)


串本オフ2013

2013年10月01日 14:10

今年も串本オフを開催しました。
二泊三日の旅。
一日目はいつもの磯へ。

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ちょっと寒かったので、日光で暖められた水たまりで暖をとる人(笑)
片方の人は煩悩の塊であると申しておく(笑)

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タコを頭に乗せる、さくらママ。
さすがは関西人のノリといったところ(笑)

この磯では、関東からいらしたスーさん夫妻と遭遇。
だにやんとは旧知の仲だそう。
私も一度どこかでお会いした気がするんですが。。。
全く思い出せなかった(汗)

この日はサザナミヤッコ2匹とソリハシコモンエビ、アカハチハゼを採集。
ソリハシコモンは初採集なので嬉しかった。
アカハチは沖縄では採集経験があるものの、串本では初。

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初日の宴会。
いつもの寿司屋で地魚メインの握りをいただく。
やはりここは美味しいね。

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誕生日だった人。
ケーキはちゃんと食べましょう(笑)


二日目は波が高かったので、何とか入れる場所に。
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クマさん登場。
条件の悪い時でも、セグロやウミヅキなどを採集していたのはさすが。
クマさんからはセグロをいただきました。ありがとうございます。

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女子会も開催。

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記念撮影。
多くの方に集まっていただき感謝!

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二日目の宴会。
会場の店が竜巻被害に遭ってしまったため、小さい部屋に無理矢理押し入りました(笑)。しかしながらカツオ茶漬けは絶品。来年もこの店で宴会しましょう。

参加の皆さん、お疲れさま&ありがとうございました。
来年も宜しく御願い致します。

チョウチョウウオ

2013年08月30日 17:03

Chaur_u2.jpg
(photo/J.E.Randall)

学名:Chaetodon auripes Jordan & Snyder, 1901
和名:チョウチョウウオ
英名:オリエンタル・バタフライフィッシュ Oriental butterflyfish
全長:20cm
南日本〜台湾に分布

いわゆる『チョウチョウウオ』である。南日本沿岸のサンゴ礁や岩礁域では、どこでも見られるといっていいほどポピュラーな魚である。特に温帯域に多く、沖縄あたりではそれほど数は多くない。単独〜数匹で行動することが多いが、ときに大きな群れをつくることもある。体側に入る金色のラインが特徴だが、幼魚ではこのラインはあまり目立たず、チョウチョウウオ類としては地味な感じだ。幼魚は背ビレ後方に、金色に縁取られた眼状斑をもつが、これは成長と共に消失する。初夏から秋にかけて、タイドプールなどで幼魚がみられる。付着生物や底性小動物などを食べる雑食性。ちなみに昔はコラリス(Chaetodon collare)と混同されており、同種と思われていた時期もある。比べてみれば違いは一目瞭然なのだが。

日本のアクアリスト、とりわけ磯採集をする人にとっては馴染み深いチョウチョウウオ。採集したことのある人も多いのではないだろうか。『ナミチョウ』の通称で親しまれている。観賞魚としてショップに出回ることはほとんどないため、入手はもっぱら自家採集となる。雑食性だが、個体によって餌付け難易度に差が有り、すぐに人工餌を食べだすものもいれば、なかなか人工餌を口にしないものもいる。どちらかというと、すぐには餌付かない個体の方が多いだろう。人工餌を食べない場合は、殻付きアサリから餌付けを始める。最初の餌付けにてこずることはあるものの、いったん餌付いてしまえば、かなり丈夫で飼育し易い。

初期の餌付けを除けば飼育しやすいのだが、体型の維持という点では、いささか難しい面がある。というのも幼魚から育てると、体高がでなかったり、体に対して目が大きいアンバランスな体型になったりと、本来の体型を維持できないことがよくある。原因としては、水槽サイズが小さい、成長期に効率的に餌が食べられなかった、餌の栄養バランスが悪い、水質の慢性的な低下、といった点が考えられる。原因はどれかひとつではなく、おそらく複合的なものだろうと思われる。ナミチョウは飼育自体は特に難しいものではないが、本来の体型、色彩で飼育するのが難しいチョウチョウウオといえる。なお体型の問題は、同系のチョウチョウウオである、ツキチョウやチョウハンにもみられる。

本種は南日本に最も多く、手軽に採集して飼育できるのは日本のアクアリストの特権ともいえるものである。ポピュラー故に軽んじて見られている部分があると思うので、もっと見直されてもよい種ではないかと思う。

種小名は『金色の』というような意味。体側の黄金色のラインに由来。英名は東洋に生息するところから。和名は日本で最も多い基本種ということで、単なる『チョウチョウウオ』になったのではと思われる。