2011年08月04日 15:44

(photo/J.E.Randall)

(photo/J.E.Randall)
学名:Chaetodon melapterus Guichenot, 1863
和名:なし
英名:アラビアン・バタフライフィッシュ Arabian butterflyfish
全長:13cm
ペルシャ湾、オマーン、イエメンに分布
ミスジチョウチョウウオ系では最も大胆な模様をした種。黄色みの強い体色、真っ黒な背ビレ、尻ビレ、尾ビレが強烈な印象を与える。紅海とは地理的に近いにもかかわらず、エクスクイジットBとは異なる色模様に発展しているのが興味深い。エクスクイジットBの生息域と接している地域では、両種の交雑個体が観察される。単独、またはペアで行動し、主にサンゴのポリプや共肉を食べる。
観賞魚として知られているが、生息域の関係から、なかなか見かける機会のない種である。小振りの個体であれば、すぐにアサリに餌付く。他、飼育面ではミスジチョウチョウウオと全く変わらないので、そちらの記事を参照していただきたい。
種小名は『黒いヒレ』という意味。本種の色彩的特徴を示している。英名は生息域から。
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