2011年02月03日 17:16
今回は大阪の、さくらママ邸にお邪魔した。

まずは陰日性サンゴの水槽が目をひく。
水槽サイズは45センチキューブだ。

カラフルなヤギが満開で、ここまで開けば見応え十分。
レイアウトもかなり良い。
こういうのを見て、陰日水槽をやりたくなる人は多いはず。

キサンゴも満開。
魚はカクレクマノミ、ハナゴンベ、オーロラゴビー、マンジュウイシモチ、アオギハゼなどで、意外に魚が入っている。

ヤギへの給餌風景。
餌は海水館というショップが販売している、フレーム2というサンゴ用粉末飼料。これを海水で溶いて、スポイトで吹きかけている。与えている餌はこれひとつだそうで、ヤギのポリプがよく開き、成長もしているところから、十分な効果があるようだ。給餌回数は1日1回程度。
こういった粉末飼料は残餌が気になるところ。しかしこの水槽にはポイントがある。水槽の底一面に、小さなゴカイが多数繁殖しているのだ。これらが残餌を効率良く処理しているのだろう。このような水槽は、一朝一夕にできるものではない。スタイルだけを真似しても、同じようにはいかないだろう。陰日性サンゴの飼育は、好日性サンゴ飼育とは、また違った創意工夫が必要だ。

サンプ部。特別なものは何もない。バイオボールが沈めて使われている。。。真ん中にタッパーが2個沈められており、ミラクルマッドが入っている。しかし海藻は無く、効果のほどは?だ。水換えは週に一度、20Lほど換えているという(水換えはご主人の担当らしい)。

こちらはご主人が管理する混泳水槽。
サイズは90×60×45センチで、高さを抑えて奥行きをとってあるのは賢い選択だ。体高のある魚を飼育する場合以外は、高さを抑えた方がメンテナンスなど様々な面で有利といえる。

この水槽の主役であるタテキン。
わずかにHLLEが見られるものの、状態はすこぶる良い。

クログチニザが混泳相手というのが渋い。しかも成魚色になりかけ。個人的に注目した魚だ。この他、大きいヒフキアイゴがいるが、これの体色が綺麗だった。大物はタテキンを含めて3匹で、ゆったり余裕のある混泳になっているのは素晴らしい。何かと入れ過ぎがちになってしまうアクアリストは多いので、こうした余裕のあるスタイルは見習いたいものである。

本水槽とつながっている小型水槽。
住人はご主人のお気に入りのセグロチョウのみ。このサイズで本水槽に入れるのはきついので、こうして別飼育するのは正解といえるだろう。

オーソドックスなウェット&ドライろ過層。
水槽台などは自作だそうで、なかなかマメな方のようだ。

まずは陰日性サンゴの水槽が目をひく。
水槽サイズは45センチキューブだ。

カラフルなヤギが満開で、ここまで開けば見応え十分。
レイアウトもかなり良い。
こういうのを見て、陰日水槽をやりたくなる人は多いはず。

キサンゴも満開。
魚はカクレクマノミ、ハナゴンベ、オーロラゴビー、マンジュウイシモチ、アオギハゼなどで、意外に魚が入っている。

ヤギへの給餌風景。
餌は海水館というショップが販売している、フレーム2というサンゴ用粉末飼料。これを海水で溶いて、スポイトで吹きかけている。与えている餌はこれひとつだそうで、ヤギのポリプがよく開き、成長もしているところから、十分な効果があるようだ。給餌回数は1日1回程度。
こういった粉末飼料は残餌が気になるところ。しかしこの水槽にはポイントがある。水槽の底一面に、小さなゴカイが多数繁殖しているのだ。これらが残餌を効率良く処理しているのだろう。このような水槽は、一朝一夕にできるものではない。スタイルだけを真似しても、同じようにはいかないだろう。陰日性サンゴの飼育は、好日性サンゴ飼育とは、また違った創意工夫が必要だ。

サンプ部。特別なものは何もない。バイオボールが沈めて使われている。。。真ん中にタッパーが2個沈められており、ミラクルマッドが入っている。しかし海藻は無く、効果のほどは?だ。水換えは週に一度、20Lほど換えているという(水換えはご主人の担当らしい)。

こちらはご主人が管理する混泳水槽。
サイズは90×60×45センチで、高さを抑えて奥行きをとってあるのは賢い選択だ。体高のある魚を飼育する場合以外は、高さを抑えた方がメンテナンスなど様々な面で有利といえる。

この水槽の主役であるタテキン。
わずかにHLLEが見られるものの、状態はすこぶる良い。

クログチニザが混泳相手というのが渋い。しかも成魚色になりかけ。個人的に注目した魚だ。この他、大きいヒフキアイゴがいるが、これの体色が綺麗だった。大物はタテキンを含めて3匹で、ゆったり余裕のある混泳になっているのは素晴らしい。何かと入れ過ぎがちになってしまうアクアリストは多いので、こうした余裕のあるスタイルは見習いたいものである。

本水槽とつながっている小型水槽。
住人はご主人のお気に入りのセグロチョウのみ。このサイズで本水槽に入れるのはきついので、こうして別飼育するのは正解といえるだろう。

オーソドックスなウェット&ドライろ過層。
水槽台などは自作だそうで、なかなかマメな方のようだ。
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コメント
YUUKI-39 | URL | iL.3UmOo
初めまして。
こんにちは。色々なアクアリストさんのBlogを見ていたら、雪風さんのBlogに辿りつきました。
面白くて最初から最後まで全て見てしまいました。
いろんなアクアリストさんの素晴らしい水槽も見れるし、言うことありません。
また、ショップ・通販のレビュー、カーリー対策、参考資料、トリートメントタンク、魚の選び方などなど大変参考になりました。
僕は24才で今年1月から立ち上げたばかりの素人です。
飼育暦32年の雪風さんの言うとおり、様々な意見を参考にして自分なりに試行錯誤して頑張っていこうと思います。
ちなみに90cm外部ろ過システムです。
今の目標はペルクラとブラックオセラリス、イソギンチャクの混泳です。
質問などはさせていただくことは、可能でしょうか??
これからもBlog楽しみにしています。
長文失礼いたしました。
( 2011年02月03日 19:01 [Edit] )
雪風 | URL | cKg/74mY
YUUKI-39さん、いらっしゃいませ。
お褒めいただきありがとうございます。
あまり大したことはしてませんが。。。(笑)
まだ立ち上げほやほやの水槽ということで、これから頑張って下さい。とはいっても、気合いを入れる必要はありません。無理せず、自分のペースでステップアップしていくといいですよ。ゆるゆる行くのが長く楽しむコツみたいなものです。
質問ですが、具体的に内容を書いていただくと解答しやすいですね。いつでも気軽にコメントしていただいてかまいませんよ。
( 2011年02月04日 09:44 [Edit] )
あやの | URL | -
また 行こうね!(笑(´∀`)
( 2011年02月04日 11:00 )
雪風 | URL | cKg/74mY
うむ。
( 2011年02月04日 12:11 [Edit] )
YUUKI-39 | URL | iL.3UmOo
早速、返信ありがとうございます。
ゆっくり焦らずやっていきます。アドバイスありがとうございます。
今、デバが6匹いるんですが、LEDにあたると綺麗で癒されます。
色々な意見があると思うのですが、ペルクラとブラックオセラリスの混泳は可能だと思いますか?
魚も十魚十色なのですが、個人的には大きさを変えてタンクメイトとして向かえいれてあげれば、可能性は上がると考えているのですが…。
また、混泳についてコツはありますか??
将来的には他にパープルファイヤーコビー、ベントス系のハゼ、レッドスクーター、小型ヤッコ、できたらハゼ類も…とは考えています。
90cm水槽で、外部濾過をつけています。
海道達磨も持っていますが、ろ過菌繁殖のために今は付けていません(勝手な持論です)。今後、設置予定です。
( 2011年02月04日 13:00 [Edit] )
さくらママ | URL | 4nHpPTls
こんにちは!
先日は遠い所まで来ていただいて本当にありがとうございました(^^)
きゃ~~っこんなに詳しく記事にしていただいて
照れちゃいます(*^_^*)
パパも早速読ませて頂いて
「クログチニザくんがぁ」と喜んでおりました(笑)
あえてクログチニザを選んで飼ってたらしいのですが、
渋い組み合わせなのですか?(笑)←パパが照れておりました(笑)
またあやのさんと一緒にいらしてくださいね。
ありがとうございました(*^_^*)
さくらママより
( 2011年02月04日 15:07 [Edit] )
雪風 | URL | cKg/74mY
■YUUKI-39さん
ペルクラとブラックオセラリスの混泳ですが、1匹づつならペアにしてしまえば容易です。それぞれ1ペアづつとなると、ちょっと考えどころですが。1匹づつなら、どちらかを大きいサイズにしておけば、比較的容易にペア化するでしょう。
混泳はセオリーを守れば、そう大きな失敗はしないはずです。もっとも、セオリー通りにいかないこともありますけどね。入れたい魚のリストを見ると、温和な種類が多いですね。平和な水槽になるでしょう。
■さくらママさん
クログチニザは渋いです。これがコーレタンとか、キイロハギとかだったら、ここまで評価なしです。クログチニザだからこそgoodなのです。さらに渋い成魚へと育てて下さい。
( 2011年02月06日 12:52 [Edit] )
YUUKI-39 | URL | y8Rfkg92
ありがとうございます。
返事遅くなり、すみません。
回答ありがとうございます。
徐々に生体の様子をみつつ、ペルクラ、ブラックオセラリスの混泳を目指してみます。
今日、ハナゴンベに一目惚れしてしまい。デバに引き続き、タンクメイトに追加しました。
冷凍餌で餌付け頑張ってみます。
ブラックオセラリスはブリード生体が多いみたいですね。
ワイルドのタイプはあまり見かけないとか・・・。
なかなか、居ないのでしょうか??
( 2011年02月07日 18:53 [Edit] )
雪風 | URL | cKg/74mY
ブラックオセラリスは、カクレクマノミの黒い色彩変異を、ブリードで固定した改良品種です。ですので、出回っているのはブリードものが全てです。ワイルドの入荷は、ごくごく稀にありますが、入手は極めて困難でしょう。ブリード個体で飼育を楽しまれるのが良いですよ。
( 2011年02月08日 09:45 [Edit] )
YUUKI-39 | URL | -
返信ありがとうございます。
そうですね。ブリード個体でなるべく黒い個体を探してみます。
幼魚のサイズから飼ってみたいと思います。
ありがとうございます。
引き続きBlog楽しみにしてますね!!
( 2011年02月08日 11:22 )
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