2010年08月29日 20:54

(photo/J.E.Randall)
オス個体。第1背ビレの模様に注意。

(photo/J.E.Randall)
メス個体。
学名:Neosynchiropus(Synchiropus) morrisoni Schultz, 1960
和名:セソコテグリ
英名:モーリソンズ・ドラゴネット Morrison's dragonet
全長:7cm
西部太平洋に分布
ミヤケテグリに似ているが、オス、メス共に第1背ビレの模様を見れば判別できる。ミヤケテグリのオスは第1背ビレに横ラインが入るのに対し、本種の第1背ビレには縦ラインが入る。この特徴はメスも同様である。第1背ビレの形状も、ミヤケテグリとは異なっている。個体が小さいとヒレの模様ははっきりしていないことがあるが、そういった場合は背ビレの形状で判断する。なお、本種とミヤケテグリの中間のような未記載種と思われるものもおり、慣れないと、それぞれの種を判別する際に混乱するかもしれない。生息場所はミヤケテグリとは少々異なり、砂底よりは、どちらかというと海藻の生えた岩上を好む。
観賞魚として入荷するが、ミヤケテグリに比べると入荷量は少なく、あまり見かけない。見かけたときに入手しないと、しばらく来ないということもある。飼育についてはミヤケテグリの記事を参照。
種小名は人物名から。英名も同様。和名は生息地のひとつである、沖縄県瀬底島にちなむ。
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