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テングカワハギ

2010年06月25日 17:10

Oxlon_u6.jpg
(photo/J.E.Randall)
サモア産のオス個体。腹部の模様に注目。

Oxlon_u5.jpg
(photo/J.E.Randall)
全長9.7㎝のオス成魚。モーリシャス産。

Oxlon_u4.jpg
(photo/J.E.Randall)
メスの腹部には模様が無い。フィジー産。

学名:Oxymonacanthus longirostris (Bloch & Schneider, 1801)
和名:テングカワハギ
英名:ハーレクィン・ファイルフィッシュ Harlequin filefish
全長:10cm
インド洋~西部太平洋に分布

綺麗なグリーンの地色に、オレンジのスポット模様が美しい小型のカワハギ。体色もそうだが、吻が長く、カワハギ類にしては特異な形状をしているため、他の種と間違えることはない。ミドリイシなどのサンゴが豊富な場所に多く見られる。成魚は単独またはペアで行動するが、幼魚期には群れをつくることが多い。なお、成魚でも寝る際は数匹の小群になることがある。食性はポリプ食で、ミドリイシやコモンサンゴ、ハナヤサイサンゴなどのポリプをよく食べる。本種は腹部の模様で雌雄が判別できるが、幼魚では特徴が不鮮明で見分けが難しい。オスの腹部には黒い部分があり、そこに白い斑点があるが、メスにはない。

観賞魚としては意外に古くから知られているが、以前は食性が不明で、アクアリストにはプランクトン食と思われていた時期もあった。餌付かない魚としても良く知られていて、古いアクアリストの受けはよくない。しかし近年入荷する個体は状態が良くなったのか、人工餌に餌付くものも多い。やや小振りの個体を選んで餌付けると、成功率が高い。餌は細かくしたクリルや顆粒餌が適している。また、殻付きアサリをチョウチョウウオと一緒についばんだりもする。人工餌に餌付いても、サンゴを食べる習性は変わらないので、ハードコーラルを収容した水槽には不向き。ソフトコーラル主体の水槽か、おとなしい魚で構成した混泳水槽が適している。性格は温和で、他の魚をいじめるようなことはまずない。しかし同種同士、特にオス同士は激しく争う。そのため、1匹かペアでの飼育となる。

種小名は『長い口』の意。英名のハーレクィンは道化(ピエロ)の意味があるが、体色が道化の衣装を連想させるところから付けられたと思われる。和名は天狗のような姿から。
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