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ゴールドスペクス・ジョーフィッシュ

2009年06月23日 00:32

参考画像
背ビレ前端にスポットの無い個体。

参考画像2
背ビレ前端にスポットのある個体。


学名:Opistognathus randalli (Smith-Vaniz, 2009)
和名:なし
英名:ゴールドスペクス・ジョーフィッシュ Goldspecs jawfish
全長10cm
西部太平洋・インドネシア周辺に分布

頭部は黒く、体は青みがかった白い地に、黄色い模様が入り美しい。目の上部に金色に光る部分があり、そこがよく目立つ。背ビレ前部に黒斑を持つ個体と、黒斑の無い個体がみられるが、これが模様のバリエーションなのか、オスとメスの性差であるのか、それとも成熟度合いによる差なのかは不明。水深6~20mに生息。ジョーフィッシュ類は繁殖時に親が卵隗をくわえて、仔魚がフ化するまで世話するマウスブルーダーである。なおフ化後は世話をしない。本種は長い間、未記載種として知られていたが、ようやく2009年になって新種記載された。

観賞魚としては以前より輸入され、ジョーフィッシュの中では安価でポピュラーな種である。あまり小型の個体はみられず、多くが成魚サイズで入荷する。飼育は容易だが、ペア以外の同種や同じジョーフィッシュとは争うことが多いので注意する。ジョーフィッシュは底性の魚だが、どういうわけか飛び出し事故が頻発する。そのため、水槽にフタは必須である。

種小名は人物名。著名な魚類学者であるJ.E.Randall博士にちなむ。英名は金色のメガネをしているように見えるところから付けられた。なお頭部が黒いところから、ブラックキャップ・ジョーフィッシュと呼ばれることもある。
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コメント

  1. あやの | URL | -

    あ。
    オカルトジョーフィッシュですね。(*≧m≦*)

  2. 雪風 | URL | cKg/74mY

    ■あやの殿
    オカルトって・・・(汗)。

  3. うおっち&もも | URL | -

    ジョーフィッシュ

    ジョーフィッシュ大好きです。
    イエローヘッドジョーを10匹とレッドヘッドジョーを1匹飼育しています。
    ゴールドスペックは、飼育したことなく、ショップでも黒い顔が見えるだけで、金色の体はよく見たことありませんでした。
    特に、参考画像2の個体の金色の体色は、すごくキレイですね。
    ウチのイエローヘッドジョーが2~3日タマゴを口にくわえていたことがありましたが、
    その後は、タマゴがどこへ行ったか不明ですが、くわえていなかったことが、何度かありました。
    やはり、個人の水槽では、繁殖(稚魚飼育)どころか、孵化も無理なのでしょうか?

  4. 雪風 | URL | cKg/74mY

    ■うおっち&ももさん
    イエローヘッドを10匹とは、また数多く飼育してますね。それだけ飼育していれば、容易にペアを得られるでしょう。

    ジョーフィッシュの繁殖は、ホームアクアリウムではいささか困難なのではないかと思います。フ化自体は受精してあれば、そこまで行くことはできます。稚魚の育成は、かなり難しいでしょう。水族館では、大型ジョーフィッシュを繁殖させたところはあるようですが。

  5. うおっち&もも | URL | -

    回答ありがとうございました。

    繁殖は困難なようですが、水族館でできた所があると聞き、驚きました。ウチの水槽でタマゴ(受精してるかも謎でした)を持ってくれた事自体、とても嬉しかったので、またタマゴを持ってくれるように、いい環境にしてあげたいと思ってます。

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