2008年09月02日 23:51

パラオ産(photo/J.E.Randall)
学名:Canthigaster papua (Bleeker, 1848)
和名:なし
英名:パプアン・トビー Papuan toby
全長10cm
インド洋~西部太平洋に分布
画像の個体はアラレキンチャクフグのところでパラオ産として紹介したが、本種である疑いが強いため、こちらで紹介する。アラレキンチャクフグとの違いは、腹部が白くならないこと、吻部がオレンジ色(ほとんどオレンジにならない個体もいる)、吻部にライン模様が入る、といった点で区別できる。画像の個体はアラレキンチャクフグとしてデータベースに載せられていたが、前述の特徴がみられることから、本種であると判断して当ブログに掲載した。生息深度は6~50mと幅広いが、浅いところで多くみられる。雑食性で、貝類やゴカイ、クモヒトデ、甲殻類などを食べる。ハードコーラルをかじる行動もみられる。
本種もアラレキンチャクフグ同様、インドパシフィックトビーの名で流通する。飼育は至って容易で、餌はクリルや粒餌を好む。他はアラレキンチャクフグの項を参照。
種小名は地名(パプア)から。英名も同様。
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