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ボロカサゴ

2008年07月08日 01:21

borokasa.jpg
(photo/J.E.Randall)

学名:Rhinopias frondosa (Günther, 1892)
和名:ボロカサゴ
英名:ウィーディー・スコーピオンフィッシュ Weedy scorpionfish
全長23cm
インド洋・西部太平洋域に分布

変わったカサゴの仲間で、体は左右から押しつぶされたように薄い。全身に皮弁を持ち、海藻など周辺環境に溶け込みやすくなっている。皮弁はカサゴのような待ち伏せ型の捕食魚にとって、餌となる小魚を騙す良い小道具である。本種が海藻の中に入り込むと、パッと見ただけでは分からない見事な擬態をみせる。赤系の個体は紅藻に、褐色、黄色系の個体は褐藻に似せているものと思われる。日本では深い水深帯でみられるが、熱帯域では比較的浅い場所でもよくみられるようだ。単独、あるいはペアで行動する。主に小魚を主食とするが、エビ類も好んで食べる。

以前はほとんど入荷が無かったが、近年になって比較的よく輸入されるようになってきた。最近では価格も随分と下がっている。詳しい飼育方法はボロカサゴ類飼育法を参照のこと。

種小名は「葉の多い」という意味で、多数の皮弁を葉に見立てての命名。和名はボロをまとっているような外見から。英名の Weedy は「雑草がはびこった」という意味で、やはり多数の皮弁が由来。
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