ケーブ・バス

2008年02月08日 15:31

L-mowbrayi.jpg
(photo/J.E.Randall)

参考画像
ケーブ・バス幼魚

学名:Liopropoma mowbrayi Woods & Kanazawa, 1951
和名:なし
英名:ケーブ・バス Cave bass
全長9cm
フロリダ、バミューダ、カリブ海に分布

やや赤みがかったピンク色の体色が特徴。体に模様は無く、吻から目にかけて黄色が入るところと、背ビレ、尻ビレ、尾ビレに入る黒斑が模様らしい模様である。参考画像にあるように、ごく小さいうちは背ビレ棘条が著しく伸長し、クダクラゲに似た形状をしている。これは浮遊期で、クラゲに擬態し、捕食を逃れているものと思われる。生息水深は30~60mの範囲。英名の通り、洞窟状の場所でよくみられる。

観賞魚として以前から入荷しているが、常に入荷量がわずかで、なかなか見られない種である。水温低めの、状態の良いリーフタンクであれば、本種の飼育は難しくない。しかし上品な体色を維持するには、メタハラの照射は厳禁。明る過ぎる環境だと、あっという間に黒ずんでしまう。ブルー系蛍光灯のみの薄暗い環境が最適だ。

種小名は人物名。英名は生息場所に因む。
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コメント

  1. ソラ | URL | 99DFA69w

    浮遊期にあんな凄い擬態しているなんて、初めて知りました。
    まさに奇想天外びっくりです。

    飼育中のヨコヤマハナスズキですが、
    薄暗い水槽で飼育していたら色が出てきました。
    前までSCのDB散光1灯だけでしたが色がくすんでいたようです。
    こちらもかなり日焼けしやすいですね。

  2. 雪風 | URL | cKg/74mY

    ソラさん
    ケーブ・バスの幼魚期、なかなかいいでしょう。他の種も同様な形態を持つ時期があるのかもしれませんね。

    ヨコヤマも、基本的に暗いリーフタンク向きの魚です。色が出てくると、結構良い感じになりますよ。

  3. ソラ | URL | 99DFA69w

    幼魚期の画像、あまりに衝撃的で興味深いので、、

    他の種もそうなのか?とか、
    なんでああなったのか?
    浮遊期の風船状のアレには浮力があるのか?
    浮力を利用して体力を使わずにプランクトンの豊富なところを漂っているのか?
    もともとウキブクロが小さいのか?
    水中で静止するような体制で泳ぐのが上手なのは、アレが自転車の補助輪のような役割をして上手くなるのか?
    泳力がついたらアレはちぎれるのか?
    進化してそうなったのか?
    等々、、、

    なんだか悶々と考えてしまいました(笑)
    神秘的でおもしろいですね。

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