2008年01月28日 21:51

(photo/J.E.Randall)
学名:Liopropoma pallidum (Fowler, 1938)
和名:モモハナスズキ
英名:パリッド・バスレット Pallid basslet
全長8cm
太平洋に分布
本種はLiopropoma mitratum同様、体やヒレに目立った模様を持たない。体後半が、赤みがかっているのが特徴であるが、個体によっては赤みの弱いものもいる。臆病なためか、標本写真以外の生態写真は見当たらない。水深6~40mの範囲で記録されている。同属他種と同様、礁斜面の暗がりや洞窟などを好むものと思われる。
知る限りでは、観賞魚としての入荷は無い。生息範囲や水深からして、コスジハナスズキなどと混獲されても不思議ではないのだが。体後半の赤みが綺麗であれば、そこそこ人気も出そうな気がする。
種小名は「青ざめた、淡い」といった意味で、体前半が青ざめたように見えるところからだと思われる。英名も同様。和名は体後半の色彩に由来。
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コメント
まこと | URL | -
雪風さん。こんばんわ。
和名がついているという事は、日本でも捕獲されているのですね。生時の色彩をぜひ見てみたいものです。
( 2008年01月29日 21:36 )
雪風 | URL | cKg/74mY
日本では小笠原などから報告されています。生時の体色は興味がありますね。意外に綺麗な魚なのではないかと思ってます。
( 2008年01月30日 01:42 [Edit] )
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