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ダイダイヤッコ

2007年08月02日 12:30

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グアム産。メス個体。(photo/J.E.Randall)

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グアム産。オスになりつつある個体。(photo/J.E.Randall)

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小笠原産。やや赤みが強い。(photo/J.E.Randall)

学名:Centropyge shepardi Randall & Yasuda, 1979
和名:ダイダイヤッコ
英名:シェパーズ・エンゼルフィッシュ Shepard's angelfish
全長:12cm
主に小笠原、グアム、サイパンなどマリアナ諸島、パラオに分布

フレーム・エンゼルとアカハラヤッコの中間的なカラーリングをした種。両者に近い種であると考えられる。実際、フレーム・エンゼルやアカハラヤッコなどとの交雑個体が確認されている。オスは成熟すると背ビレと尻ビレの先端が尖り、エラブタ後方が青くなることが多い。体側の黒い斑紋の入り方は個体差が激しく、中には全く黒斑の入らないものもみられる。分布域は狭いが、グアムなどでは個体数も多く、分布の中心域では普通種。生息水深は1~56mだが、浅い場所ではあまりみられず、20~30m付近に最も多い。

生息の中心が観賞魚採集ルートから外れているため、たまに混じりで採集されたものが送られてくる程度で、流通量は少ない。飼育そのものは非常に容易で、丈夫で飼いやすいヤッコだ。ただし問題がひとつある。それは、その性格。幼魚のうちは比較的普通だが、成長するにつれて攻撃的な性格になっていく。特にオスの成魚は、小型のパッサーかクラリオンかと思うほど非常に気が荒い(稀に比較的マシな性格の個体もいるようだが)。そのため、他の小型ヤッコとの混泳が困難になることが多い。本種は長期飼育のできる魚だが、多くのアクアリストが成魚の激しい性格に辟易し、長期飼育半ばで手放してしまう例がいくつもある。本種を飼育するなら、この性格をあらかじめ知っておいた上で、覚悟を持ってやらないといけない。古いアクアリストならば、ダイダイヤッコを他の小型ヤッコと混泳させることの難しさを知っていることだろう。本種は無理に混泳をさせるべき魚ではなく、単種(つまり、ヤッコは本種だけにするということ)飼育が最も適している。単種飼育で状態良く飼育すると、素晴らしい色合いをみせてくれるヤッコだ。

種小名は、記載時に貢献のあったグアム大学の学生の名に因む。和名はその体色から。英名は種小名から。
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コメント

  1. | |

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  2. 雪風 | URL | cKg/74mY

    ○○さん、どうもです。
    そうですね。確かにそういった魚を特集してみると良いかもしれません。このリクエストは、近々記事にしてみたいと思いますよ。

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