2007年06月21日 15:03

オス個体(photo/J.E.Randall)

オス個体(photo/J.E.Randall)

メス個体(photo/J.E.Randall)
学名:Pseudanthias pulcherrimus (Heemstra & Randall, 1986)
和名:なし
英名:レスプレンデント・アンシアス Resplendent Anthias
全長:7cm
モルジブから西部インド洋にかけて分布
フチドリハナダイのインド洋バージョンともいえる種。オスはフチドリよりも黄色みが強く、特に背ビレ全体が黄色い点で容易に区別ができる。メスはフチドリとほとんど同じで、混ぜてしまったら区別がつかないほど似ている。水深15~70mの範囲でみられるが、30m前後の水深に最も多い。
観賞魚としてコンスタントに入荷し、価格面でも求めやすい。入荷したばかりの個体は減圧症が出ていたりするため、よく状態を見極めてから入手したい。落ち着いてしまえば飼いやすいハナダイだ。フチドリと同じく気が強いため、他のハナダイや温和なハタタテハゼなどとの混泳には注意。照明の強い水槽で飼育していると、あっというまに背中が黒ずんでしまうのが難点。陰日性サンゴなどをレイアウトし、照明を落とした水槽で飼育するべきである。
種小名は「美しい」あるいは「高貴な」という意味。英名は「輝く」という意味。どちらも美しい体色に由来したものである。
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