フチドリハナダイ

2007年06月19日 23:27

Ps.randalli-male.jpg
オス個体(photo/J.E.Randall)

Ps.randalli-female.jpg
メス個体(photo/J.E.Randall)

学名:Pseudanthias randalli (Lubbock & Allen, 1978)
和名:フチドリハナダイ
英名:ランドールズ・アンシアス Randall's Anthias
全長:8cm
西部太平洋に分布

オスは非常に派手な色彩をしている。体側に入るピンクパープルのライン、腹ビレの真っ赤な縁取り模様が大きな特徴。メスは特徴的な模様が無く、吻部と尾ビレが黄色い。インド洋に分布するレスプレンデント・アンシアス Pseudanthias pulcherrimus によく似ているが、フチドリのオスは背ビレが赤いのに対し、レスプレンデントでは背ビレが黄色い点で容易に見分けられる。しかし、メスは両種とも非常によく似ており、見分けは難しい。水深15~70mの範囲でみられ、オーバーハング部分や洞窟のように暗がりになった場所を好む。

コンスタントに入荷する小型ハナダイだが、状態をよく見極めないと飼育で苦労する。減圧症の出ていない、しっかりとした泳ぎをみせる個体を選びたい。良い個体ならば餌もすぐに食べてくれる。本種の飼育で最も問題になるのは、体色の黒化だろう。とにかく明るい水槽に入れてしまうと、短期間で背中が黒ずんでしまう。また体色の維持は、餌の問題も大きいと思われる。良個体を入手すれば飼育そのものは比較的容易だが、体色維持が難しいハナダイだ。アクアリストの技量が問われる魚種といえるだろう。性格は少々きつく、他の小型ハナダイはもとより、中には小型ヤッコさえ追い回すような個体もみられる。組み合わせには注意したい。

種小名は、著名な魚類学者であるJ.E.Randall博士への献名。和名はヒレのフチドリ模様が由来。英名は種小名から。

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