2006年01月20日 18:46
ふと気が付いてみると、今年で海水魚生活27周年(たぶんそうだ)だ。
そのうちのかなりの期間を、珍しい生体の追求に費やしてきた。
半端でない年月の中、ほんとうに様々な魚やサンゴを飼ってきている。
初入荷という魚には、ことごとく飛びついたし、入荷の中から珍品を「抜いて」もいた。
中には見つけた一匹だけで、以後全く入荷がない魚もいれば、大量入荷で暴落した魚も。
最初の頃は珍しいものを見つけると、心底ドキドキするほどの感動が得られたものである。
が、いつしか感動は薄まり、今では心を動かされることなど無くなってしまった。
そのうちのかなりの期間を、珍しい生体の追求に費やしてきた。
半端でない年月の中、ほんとうに様々な魚やサンゴを飼ってきている。
初入荷という魚には、ことごとく飛びついたし、入荷の中から珍品を「抜いて」もいた。
中には見つけた一匹だけで、以後全く入荷がない魚もいれば、大量入荷で暴落した魚も。
最初の頃は珍しいものを見つけると、心底ドキドキするほどの感動が得られたものである。
が、いつしか感動は薄まり、今では心を動かされることなど無くなってしまった。
実はここ2年ほどは、珍種・稀種の類いを見つけても、あまり入手していない。
それらのほとんどは、以前飼ったものであったり、見たことがあるものばかり。
それに最近はそういう魚に対して、予想以上の高値が付くことが多い。
これもまた、購入を躊躇する要因のひとつではある。
しかし最も大きな理由は、自分自身がそういった珍種探しに飽きてきたということ。
そんな気分が頭の中に充満していた頃、ショップ巡りの最中に、とあるショップで
ぽけ~っと水槽を見ていたときのこと。ふと1匹の魚に目がとまった。
その魚は、別段珍しくもない一般種のアデヤッコ。既に成魚のカラーリングだった。
じっと見ているうちに、すごく綺麗なコトに気が付いた。
アデヤッコが綺麗であるコトなど、普通に海水魚をやっている人なら当たり前のこと。
その当たり前なコトを、そのとき改めて認識したのである。
珍種・稀種を求めるあまり、足下のポピュラー種にあまり目がいってなかったのは
アクアリストとして、大いに反省しなくてはいけない点だ。
このときのアデヤッコが、いまウチにいる個体である。
以前、黄色掲示板で「普通種を飼えば、珍品の入荷を気にしなくてもいい」と書いたことがある。
珍品を気にしなければ精神的にも、また経済的にも(笑)かなり楽になるのは間違いない。
ところが、今もって珍品探しは継続している。
今度は自分のために探しているのではなく、他のアクアリストのかわりに探している。
他人が珍種・稀種を飼う(買う)のを見るのは、これがなかなか楽しいものなのだ(笑)。
珍品を探すと同時に、自分のためには、一般種の綺麗な個体を探している。
この一般種で最高に綺麗な個体を探すというのが、意外にも難しい。
むしろ珍種を探すよりも大変かもしれない。
例えばオレンジが素晴らしく発色したクマノミを探そうとすると、100匹に1匹もいないのである。
一般種を探す旅は去年から始めているが、コレが案外奥が深くて面白いものなのだ。
また去年は、あちこちの海へ行って魚やサンゴを見てきた。
これはショップで珍しい魚を見るよりも感動する。
おかげでテンションが結構高くなった。
いやはや、いつまで経っても海水魚はやめられそうもない。
それらのほとんどは、以前飼ったものであったり、見たことがあるものばかり。
それに最近はそういう魚に対して、予想以上の高値が付くことが多い。
これもまた、購入を躊躇する要因のひとつではある。
しかし最も大きな理由は、自分自身がそういった珍種探しに飽きてきたということ。
そんな気分が頭の中に充満していた頃、ショップ巡りの最中に、とあるショップで
ぽけ~っと水槽を見ていたときのこと。ふと1匹の魚に目がとまった。
その魚は、別段珍しくもない一般種のアデヤッコ。既に成魚のカラーリングだった。
じっと見ているうちに、すごく綺麗なコトに気が付いた。
アデヤッコが綺麗であるコトなど、普通に海水魚をやっている人なら当たり前のこと。
その当たり前なコトを、そのとき改めて認識したのである。
珍種・稀種を求めるあまり、足下のポピュラー種にあまり目がいってなかったのは
アクアリストとして、大いに反省しなくてはいけない点だ。
このときのアデヤッコが、いまウチにいる個体である。
以前、黄色掲示板で「普通種を飼えば、珍品の入荷を気にしなくてもいい」と書いたことがある。
珍品を気にしなければ精神的にも、また経済的にも(笑)かなり楽になるのは間違いない。
ところが、今もって珍品探しは継続している。
今度は自分のために探しているのではなく、他のアクアリストのかわりに探している。
他人が珍種・稀種を飼う(買う)のを見るのは、これがなかなか楽しいものなのだ(笑)。
珍品を探すと同時に、自分のためには、一般種の綺麗な個体を探している。
この一般種で最高に綺麗な個体を探すというのが、意外にも難しい。
むしろ珍種を探すよりも大変かもしれない。
例えばオレンジが素晴らしく発色したクマノミを探そうとすると、100匹に1匹もいないのである。
一般種を探す旅は去年から始めているが、コレが案外奥が深くて面白いものなのだ。
また去年は、あちこちの海へ行って魚やサンゴを見てきた。
これはショップで珍しい魚を見るよりも感動する。
おかげでテンションが結構高くなった。
いやはや、いつまで経っても海水魚はやめられそうもない。
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コメント
めぐめぐ | URL | ziwa4Zsw
珍種稀種、高級魚・・・。
確かに良いのではありますが、一般種や値段の安い魚もよ~く見ると、「はっ」とさせられる者が多いのも確かですね。
発色の具合に違いがあったり、何気にキレイなスポットが入っていたりと。
とはいえ、昨年は十分に壊れさせていただいた方だと思いますがw
なかなか入荷しなくなった魚がようやく入荷しても、大勢の方が飛びつく様をみていると、冷めてしまうことも。
経験不足過ぎて、優良個体を見分ける目がまだまだ・・・orz
もっともっと精進せねば・・・(`・ω・´) シャキーン
( 2006年01月21日 04:28 [Edit] )
monmon | URL | -
お久しぶりです。
今回の日記は非常にマリンアクアリウム歴の重みを感じ、もし「雪風史」というものがあるとしたら、その一部垣間見た気がします。読んでいてとても興味深かったです。
( 2006年01月22日 09:21 )
雪風 | URL | cKg/74mY
■めぐ氏
去年は目覚めたかのように、色々と買っていたねぇ。こちらとしても、随分と楽しませてもらいましたよ。
>経験不足過ぎて、優良個体を見分ける目がまだまだ・・・orz
飼育技術もね(笑)。
■monmonさん
お久しぶりです。
興味深かったですか。長くやっていると、色々あるものなのです。
( 2006年01月22日 12:24 [Edit] )
めぐめぐ | URL | ziwa4Zsw
>飼育技術もね(笑)。
おっしゃるとおりです(;>ω<)/ひぃ~
経験だけでなく、勉強も足りませんorz
( 2006年01月22日 21:54 [Edit] )
さだ | URL | fYTKg7yE
ええ、ええ、インディアン瞬殺しましたとも。orz
( 2006年01月24日 00:28 [Edit] )
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