2006年11月28日 14:16

水槽写真(photo/Y.Niino)
学名:Plectranthias pelicieri Randall & Shimizu, 1994
和名:オシャレハナダイ
英名:ペリシエルズ・パーチレット Pelicier's Parchlet
全長9cm
モーリシャス、南日本に分布
非常に美しい底性ハナダイの一種。水深50m前後の岩礁帯に生息しているが、南日本の温帯域では、もう少し浅い場所でもみられる。エビなどの甲殻類を好み、小魚なども捕食する。小型ながらもかなり貪欲な面を持ち、口に入るものなら手当たり次第に食べてしまう。以前はモーリシャス固有種とされていたが、現在は南日本の各所で見つかっている。
入荷は非常に少なく、年間数匹程度という流通量である。そのため、限られた専門店でしか入手できない。かなり高額なハナダイではあるが、減圧症さえ出ていなければ餌付きも良く、丈夫で飼いやすい。ただし高い水温にはやや弱いため、25℃以下をキープしたい。最適な水温は22℃前後。ほとんど小型ハタのような肉食魚であるため、小型魚やカクレエビなどとは一緒に飼育できない。
種小名は人物名。英名も、それにちなんだもの。和名は、その綺麗な色彩から名付けられたものだろう。
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コメント
TAK | URL | -
モーリシャスって、遠いですよね。
そんな遠方に住む魚が、間にあるインドネシアとかにいなくて、なんで日本にいるのでしょう? とても不思議な分布ですねぇ。
( 2006年11月28日 20:02 )
松井 | URL | -
きれいなガシラだなぁ。
ところで、柏島では見ることができた?
( 2006年11月28日 21:02 )
哲りん | URL | -
顔だけ見るとハタですね…。
>>ガシラ
懐かしい…土佐ではカサゴのことそう呼んでましたね。
( 2006年11月28日 21:15 )
雪風 | URL | cKg/74mY
■TAKさん
探せば他の地域にも居るんじゃないかと思いますけどね。でも、他にも飛び石で分布している生物がいますよ。大陸移動などと係わりがあるのでしょう。
■松井はん
去年の柏島ではポイントに行けなかったんですよ。なので、見れずじまいです。でも、他に色々と見れて楽しかったですけどね。
■哲りん
ガシラ・・・他の地方でもカサゴのことをそう呼ぶよ。カサゴ全般をオコゼと呼ぶところもあるけど。
それはそうと、来週は楽しみだねぇ。
( 2006年11月28日 22:32 [Edit] )
TAK | URL | cKg/74mY
>雪風さん
なるほど。興味深いというか、ロマンチックですね。だれか古代の人が、放流しちゃったわけではないのですね(笑)
もしかすると、水底でどこでもドアが繋がっているのかも。古代人の物質移送装置が、オシャレハナダイだけを運んでいるとか(^_^;)
実家の京都でも、カサゴをガシラって言いましたね。
両親は瀬戸内なので、そちらの方の言い方なのかもしれませんが。
( 2006年11月29日 01:24 [Edit] )
雪風 | URL | cKg/74mY
修正しましたよ(笑)。
( 2006年11月29日 01:25 [Edit] )
TAK | URL | -
す、すいませんm(_ _)m
( 2006年11月29日 10:14 )
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