2006年11月23日 00:36

オス個体(photo/J.E.Randall)

メス個体(photo/J.E.Randall)

オス・水槽写真(photo/Y.Niino)
学名:Pseudanthias hawaiiensis (Randall, 1979)
和名:なし
英名:ハワイアンロングフィン・アンシアス Hawaiian Longfin anthias
全長10cm
ハワイ諸島・ジョンストン島に分布
ニラミハナダイによく似ており、以前は亜種とされていたが、現在では別種とされている。ニラミハナダイとはオスの色彩が異なるり、メスの方もかなり黄色みが強く、異なった印象がある。全長はニラミハナダイよりも大型になり、個体によっては10cmを超えることも。水深30~70mの間でみられる。
ハワイ便で入荷するが、その数はかなり少ない。入荷状態がすぐれない場合もよくあり、入手時には個体状態に注意したい。良い個体さえ入手できれば、飼育は思ったよりも難しくない。餌付けは最初はクリルや冷凍餌で、馴れれば顆粒状の人工餌をよく食べるようになる。性格はニラミハナダイに比べて強く、一緒に飼うと必ず本種が勝つ。その性格のためか、普通のニラミハナダイよりも小型ヤッコなどとの混泳はさせやすい。適水温は23℃前後。
種小名は「ハワイ産の」という意。英名も産地に由来したものである。
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コメント
HTanaka | URL | p6XL2UoU
別種です
ランドールは1996年の Shore Fishes of Hawai'i で”ハワイ産のは別種であり新たに Pseudanthias hawaiiensis と提唱しなおし”ました(p.69)。従って今はニラミハナダイとは別種扱いです。つまりニラミハナダイも P. ventralis ventralis から P.ventralis に変わったのです(例;Reef & Shore Fishes of the South Pacific, Randall, 2005: p.146.)。
ジャーナル誌で発表するなら兎も角、ポピュラーな図鑑でこれをやられたら、気が付かない方がむしろ自然です(笑)。
( 2006年11月23日 08:22 [Edit] )
雪風 | URL | cKg/74mY
Tanakaさん
情報ありがとうございます。
これはさすがに気が付きませんでした。
やられましたね(笑)。
早速、修正しておきました。
( 2006年11月23日 11:42 [Edit] )
Tetsuo | URL | -
私も今日まで知りませんでした。
これは知らない人が多い情報では?
( 2006年11月23日 19:19 )
作左 | URL | jPC7I2S6
こんにちは。
ハナダイってキレイですね。
三年ぐらいの寿命じゃ可哀想な気がします。
カニハゼもユーモラスですね。
フレッチャー進水おめでとうございます。
で、とうとう、お船にもハマってしまいましたか~(笑)
( 2006年11月25日 15:57 [Edit] )
雪風 | URL | cKg/74mY
作左さん、返事が遅れました。
ちと大阪まで行っていましたもので。
ハナダイの小型種は、自然界でも寿命が短いようです。3年生きれば十分と言えるような魚なのです。
で、お船にはまってさぁ大変。といったところです(笑)
( 2006年11月26日 18:23 [Edit] )
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