2006年10月06日 01:50

オス個体(photo/J.E.Randall)
学名:Pseudojuloides erythrops Randall & Randall, 1981
和名:なし
英名:レッドアイ・ラス Red eye wrasse
全長10cm
インド洋のモーリシャス、セイシェルに分布
オスは全体的な模様のパターンが、アオスジオグロベラに似ている。目が赤いのが特徴。メスはやはり全体が淡いピンク色で、他種のメスとの見分けが難しい。現在までのところ、モーリシャスとセイシェルからしか見つかっていない。生息深度はかなり深く、50m以深でないと見られない。個体数も多くはないようだ。
知る限りでは、日本へは過去に一度だけ、モーリシャス便でオス個体が入荷したことがある。生きている個体は、画像の標本個体よりも遥かに美しい。輸入されれば人気が出そうだが、モーリシャス便自体が稀で、生息深度も相当深いとあっては、二度目の入荷は期待できないだろう。
英名は、赤い目が由来。種小名の erythro はラテン語で「赤い」という意味で、やはり目の赤さが命名の由来となっている。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿