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串本採集行 8月その2

2011年08月24日 11:24

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翌日も快晴。
早速、レオポンと一緒に磯へ。

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見渡す限りのミドリイシ。

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色々な魚は見るものの、ミドリイシがありすぎて採集不能(汗)。
ここで見た魚は、ヤリカタギ、ミスジチョウ、トゲ、フウライ、ホシゴンベ、ノコギリハギ、カンムリベラ、ブチススキベラ、トカラベラ、サザナミハギ、ニジハギ、ナンヨウミドリハゼ、シュンカンハゼ、などなど多彩な種が見られた。

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そんな中、サザナミヤッコの幼魚をレオポンが採集!
これは赤飯ものの成果だ。

この後、ちょっと波が荒くなってきたりしたので、場所を移動。

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ミスジチョウは、とうとう最後まで採集できなかった。
スギ林に逃げ込まれるとお手上げ。

そんな中、なんと嫁がセグロチョウを採集してきた!
私がまだ見つけてもいないのに。。。
いきなりこんなものを採ってくるとは、まったく大したもんだ。

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嫁に先を越されてしまったので、あわてて色々採集。
採集が難しいヤリカタギも、なんとか1匹ゲット。

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帰り際、目の前に泳いできたツノダシを、ささっと採集。
しかし帰り道の途中で死んでしまった(悲)。。。何故??

レオポンにもセグロチョウを採集させようと、見つけて採らせてみたが、あと一歩のところで逃してしまった。あれは残念だった。でも良い経験になったかな?

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帰り道、さくらママさんのところに帽子を忘れてしまい、帰り道で合流。
さくらママさん、お手数かけましたm(_ _)m

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採集成果。

お世話になった皆さん、ありがとうございました。
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串本採集行 8月その1

2011年08月19日 11:49

またしても串本に行ってきたのであります。。。

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今回は串本に向かう前に、瀧音さんのイラスト個展が最終日だったので寄ることに。

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おなじみのイラストが展示されている。
ポストカードやスタンプなどもあった。

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で、怪しい人々が集結(笑)。

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瀧音さんが来る前に勝手に打ち上げ(笑)。
色々な話が出たなぁ。面白かった!

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瀧音さんに花束を贈呈。
花のチョイスは嫁。偶然にも瀧音さんの好みと合った模様。

打ち上げ終了後、レオポンを伴って串本へ。

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翌日は快晴。
海も穏やかでシュノーケリング日和。
場所は初めて訪れるポイント。
着替えを始めると1台の車が接近。。。
誰だろうと思って運転席を凝視すると、もちのすけさんではないか。
偶然に出会うとは、なかなかの確率。お会いするのは1年振り。
キンギョハナダイを採るといって、別方向の磯へ入って行かれた。

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ここはミドリイシはほとんどなく、ソフトコーラルとLPSが多かった。
画像はウミアザミの大群落。
ちなみに今回も、画像は全て嫁が撮影したもの。

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こちらはハナガササンゴ。

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ウミアザミの仲間。

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日陰には陰日サンゴが満載。
流れが少々強く、採集は苦労した。
何とかシラコダイとクマノミ幼魚を採集。
レオポンは、浅い場所で何やら小物を採集。

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キンギョハナダイ。
3匹程度の集団でみられた。
採集にチャレンジするも、少々深くてきつかった。
周辺のポイントにはオニハタタテダイもいたが、採集できず。
洞窟に入られてしまうとアウトだ。

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嫁が見つけたマメスナピンク。
他にもカタトサカ、チヂミトサカもあった。

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イボヤギを始めとするキサンゴも豊富。
中には初見の種もあった。
陰日マニアは喜ぶポイントだ。

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採集後、串本にキャンプに来ていた、さくらママさん一家と合流。
お子さん達が、食べる食べる(笑)

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鰻を捌くのを依頼されるものの、包丁があまりにも切れず。。。(笑)
仕方ないのでハサミで捌く様子。
今度キャンプに合流するときは、マイ包丁を持参しよう。

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で、焼く。
タレを付けない白焼きスタイル。
わさび醤油でいただいたが、これが美味かった。

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遅くまでお邪魔しました。
お誘いいただいて、ありがとうございます。

アラビアン・バタフライフィッシュ

2011年08月04日 15:44

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(photo/J.E.Randall)

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(photo/J.E.Randall)

学名:Chaetodon melapterus Guichenot, 1863
和名:なし
英名:アラビアン・バタフライフィッシュ Arabian butterflyfish
全長:13cm
ペルシャ湾、オマーン、イエメンに分布

ミスジチョウチョウウオ系では最も大胆な模様をした種。黄色みの強い体色、真っ黒な背ビレ、尻ビレ、尾ビレが強烈な印象を与える。紅海とは地理的に近いにもかかわらず、エクスクイジットBとは異なる色模様に発展しているのが興味深い。エクスクイジットBの生息域と接している地域では、両種の交雑個体が観察される。単独、またはペアで行動し、主にサンゴのポリプや共肉を食べる。

観賞魚として知られているが、生息域の関係から、なかなか見かける機会のない種である。小振りの個体であれば、すぐにアサリに餌付く。他、飼育面ではミスジチョウチョウウオと全く変わらないので、そちらの記事を参照していただきたい。

種小名は『黒いヒレ』という意味。本種の色彩的特徴を示している。英名は生息域から。