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コウワンテグリ

2010年08月31日 03:08

Syoce_u5.jpg
(photo/J.E.Randall)
オス個体。

Syoce_u3.jpg
(photo/J.E.Randall)
メス個体。

学名:Neosynchiropus(Synchiropus) ocellatus (Pallas, 1770)
和名:コウワンテグリ
英名:オセレイテッド・ドラゴネット Ocellated dragonet
全長:8cm
西部、中部太平洋に分布

ミヤケテグリやセソコテグリに似ているが、体色が赤くなく褐色である点や、体にほぼ5本の不規則なバンド模様があるといった点で見分けられる。またオスのエラブタには黒褐色帯があり、第1背ビレには4個の眼状斑を持つ。砂底よりも礫底や岩上を好む。底性小動物を食べる。日本では伊豆あたりでも見られるが、和歌山県以南で多く見られる。夜間は砂に潜って眠ることが多い。また、驚いた際にも砂に潜ることがある。

ネズッポ類では最も入荷量の多い種。入荷するのは主に小型個体だが、成熟したオス個体の入荷もある。飼育は割り合い容易な方だが、大きい個体は餌付きが悪いことが多く、小型個体の方が飼育に適している。他、基本的な飼育に関してはミヤケテグリの記事を参照。

種小名は『小さな眼を持つ』という意味。おそらくオスの第1背ビレにある眼状斑を指しているものと思われる。英名も同様。和名は日本初採集の個体が、沖縄県浦添市小湾で採集されたことにちなむ。
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セソコテグリ

2010年08月29日 20:54

Symor_u4.jpg
(photo/J.E.Randall)
オス個体。第1背ビレの模様に注意。

Symor_u1.jpg
(photo/J.E.Randall)
メス個体。

学名:Neosynchiropus(Synchiropus) morrisoni Schultz, 1960
和名:セソコテグリ
英名:モーリソンズ・ドラゴネット Morrison's dragonet
全長:7cm
西部太平洋に分布

ミヤケテグリに似ているが、オス、メス共に第1背ビレの模様を見れば判別できる。ミヤケテグリのオスは第1背ビレに横ラインが入るのに対し、本種の第1背ビレには縦ラインが入る。この特徴はメスも同様である。第1背ビレの形状も、ミヤケテグリとは異なっている。個体が小さいとヒレの模様ははっきりしていないことがあるが、そういった場合は背ビレの形状で判断する。なお、本種とミヤケテグリの中間のような未記載種と思われるものもおり、慣れないと、それぞれの種を判別する際に混乱するかもしれない。生息場所はミヤケテグリとは少々異なり、砂底よりは、どちらかというと海藻の生えた岩上を好む。

観賞魚として入荷するが、ミヤケテグリに比べると入荷量は少なく、あまり見かけない。見かけたときに入手しないと、しばらく来ないということもある。飼育についてはミヤケテグリの記事を参照。

種小名は人物名から。英名も同様。和名は生息地のひとつである、沖縄県瀬底島にちなむ。

ミヤケテグリ

2010年08月27日 16:44

Symor_u5.jpg
(photo/J.E.Randall)
オス。分かりづらいが、第1背ビレに黒色眼状斑が見える。
背ビレの模様で他種と区別することができる。

Syste_u0.jpg
(photo/J.E.Randall)
背ビレをたたんだオス。

Syste_u1.jpg
(photo/J.E.Randall)
メスの第1背ビレは暗色。

Symor_u3.jpg
(photo/J.E.Randall)
小型個体。

Symor_u2.jpg
(photo/J.E.Randall)
カラーバリエーション。
よく見れば、第1背ビレが暗色なのが分かる。

学名:Neosynchiropus(Synchiropus) stellatus Smith, 1963
和名:ミヤケテグリ
英名:スターリー・ドラゴネット Starry dragonet
全長:7.5cm
インド洋~西部太平洋に分布

赤い体色が美しい小型のネズッポ。この仲間にちょっと詳しい人なら、ここまでで『おやっ?』と思ったことだろう。和名であるミヤケテグリの学名は、Neosynchiropus(Synchiropus) moyeriだからだ。しかし三宅島産魚類の研究で著名な故ジャックTモイヤー博士は、Neosynchiropus(Synchiropus) stellatusNeosynchiropus(Synchiropus) moyeriは同種であると見ていたそうである。個人的にも両種のどこが異なるのかが全く分からないため、ここでは故モイヤー博士の考えに従ってみることとする。さてこの仲間は、どの種もオスの背ビレがかなり大きくなるのが特徴。オスの第1背ビレには、2~3個の黒色眼状斑がある。対してメスの第1背ビレは小さく、全体に暗色で周りは白く縁取られる。体色には変異があり、紅色の鮮やかなものから、褐色のものまで様々。しかし大理石模様をしているという点は変わらない。なお、1センチ程度の幼魚の場合は、ほとんど全身が白い。浅海の礫底や砂底に生息し、底性小動物を食べる。

観賞魚としては、主にレッドスクーターの通称で入荷する。コウワンテグリと並び、最もポピュラーなネズッポといえる。飼育面では導入初期の餌付けが肝心。大型のサンゴ水槽であれば、無給餌飼育も可能だが、多くの場合、しっかりと餌付けた方が長期飼育できる。最初は細かい冷凍餌を底に静かに撒いておくと食べてくれることが多い。冷凍餌に馴れたら、人工餌を混ぜていく。最初から顆粒餌を食べるものもいるが、そういった個体に当たれば面倒はない。初期の餌付けのみ、他の魚がいないリフジウムで行なうなどすれば、多くの個体は餌付くはずである。いったん餌付いて馴れてしまえば、小型ヤッコなどとの混泳も問題無く行なえる。オス同士は激しく争うので、オスの複数飼育は禁物。メスも場合によっては争い合う。単独、あるいはペアで収容するのが無難。ペアで飼育していれば、産卵行動を観察できるかもしれない。入手時は腹が大きく凹んでいない個体を選ぶこと。入荷して間もない個体がよい。長期在庫個体の場合は、餌付いている個体かどうかを確認した方がよい。小型の割に長生きで、5年以上生きることもある。

種小名は『星を散らした』という意味。体側の模様に由来している。英名も同様。和名は生息地のひとつである三宅島にちなむ。

三浦半島で採集

2010年08月23日 13:38

kanagawasaishuu-1.jpg
三浦半島で採集をしてきました。
今年はナミチョウが豊漁だそうで、事実、ナミチョウの遭遇率は半端なく多かったです。

kanagawasaishuu1.jpg
上げ潮時だったので、ちょっと採集向きの様子では。。。
画像の通り、透明度はあまりよくない状態。
そんな状態でも、チョウチョウウオは採集できました。
見ることができたのは、ナミ、トゲ、フウライ、アケボノの4種。
ナミは特に採集せず。フウライは見かけた個体が大きかったので採集せず。
アケボノは見失って採集できず。
で、一番個体数の多かったトゲを2匹だけ採集。

kanagawasaishuu13.jpg
魚の他はケヤリムシ、アオウミウシ、シロウミウシ、キイロウミウシ。

kanagawasaishuu16.jpg
そして今回の目玉はコレ。
チャイロヤッコ。
ヒレのエッジのブルーが綺麗。
三浦で見るのは初めてで、自身初採集。
これには興奮しましたね。

ハクテンカタギ

2010年08月19日 14:36

Chret_u4.jpg
(photo/J.E.Randall)

Chret_u1.jpg
(photo/J.E.Randall)

学名:Chaetodon reticulatus Cuvier, 1831
和名:なし
英名:メイルド・バタフライフィッシュ Mailed butterflyfish
全長:18cm
西部、中部太平洋に分布

シックで美しい模様を持つチョウチョウウオ。日本では沖縄や小笠原で見られるが、数は少なく、見かける機会はあまりない。体型はオウギチョウチョウウオ、ハナグロチョウチョウウオに非常によく似ている。しかしオウギとハナグロが2種のみで Citharoedus 亜属を構成するのに対し、本種はコラリスやチョウハンなどと同じ Chaetodontops 亜属に属する。しかし、個人的にはこの分類にいささか疑問を感じる。食性は、サンゴのポリプや共肉を主食とするサンゴ食。通常は単独、あるいはペアで行動する。本種にはオウギ、ハナグロ両種との交雑個体が知られている。

飼育、特に餌付けが困難な種として知られている。しかし小振りで状態の良い個体を入手でき、落ち着ける環境を用意できれば、アサリに餌付けることは難しくない。東南アジアから輸入される個体より、マーシャルから入荷する個体の方が、やや餌付きやすい。最近は昔に比べると入荷状態がかなり改善されたようで、本種のような飼育難種でもアサリに餌付けられる率が高くなっている。人工餌への移行は、アサリの殻に練った人工餌を塗り付けるなどして行なう。ただし個体によっては人工餌への移行は可能だが、どうしても食べない場合は無理に移行せず、アサリのみの給餌でも飼育は可能である。なお、最初にアサリを食べない場合は、オオバナなどのLPSを餌にするとよい。混泳面では注意が必要で、本種を第一にした水槽にするのがベスト。専用の飼育水槽を用意するのが一番だ。

種小名は、鎧を着た、あるいは網目という意味。体側の模様に由来している。英名も同様。和名も体側の白点模様に由来している。

初入荷

2010年08月15日 08:11

g-d1.jpg
日本初入荷の、Gramma dejongi
キューバで発見され、新種記載されたばかりのニューフェイス。
それが早くも日本に登場した。
価格はかなりのものだが、一見の価値がある魚だ。

g-d2.jpg
フラッシュありの画像。
とにかく鮮やかな体色が目を惹く。
飼育はロイヤルグラマと同じく容易なようだ。
撮影中に、早くもクリルを食べていた。

c-h1.jpg
同時に入荷した Chaetodon hoefleri
まだ水槽に馴染んでないためか、なかなか画像を撮らせてくれなかった。
たまにこういうのが入荷してくれると楽しい。

上記2種は、いずれもマジックに入荷したもの。
C.hoefleri は完売だが、G.dejongi は残り1匹だった(8/13時点)。
興味のある人は、問い合わせてみるといい。

カジカ伊勢原店

2010年08月13日 23:49

iseharakajika.jpg
カジカ伊勢原店

神奈川県伊勢原市にあるロイヤルホームセンター内の観賞魚売り場である。淡水と海水の割合は半々ほど。以前は別のショップが管理していたが、海水部分をカジカが担当することになったそうである。現在はようやく海水水槽の立て直しが完了しつつあり、これからという感じだ。生体の状態は、これから上がってくるだろうと思われる。いずれ面白い提案がなされることだろう。

ホームセンター内ショップだけあって、通常の器具類はほとんどが揃う。器具に関していえば、非常に心強いといえる。海水系の専門器具も、今後充実していくとのこと。また自作する場合や、ちょっとした配管材料などが必要な場合、すぐにアイテムが揃うのはホームセンターならではである。

アクセス
最寄駅が無いので、駅からの訪問は手間である。ホームセンター内にあるだけあって、駐車場は広く、停める場所には困らない。

千葉採集行

2010年08月03日 13:45

先日のことになりますが、千葉県在住のゆーいちさん、そのお友達らと共に、磯採集に。
千葉での採集は何年か振りで久々のこと。

029-7.jpg
目的の場所には、このような渡し船を利用。
なかなかに風情があって良い感じ。

022.jpg
良さげな磯に期待が高まります。

024-1.jpg
水も非常に綺麗。
これはいい、と思って海に入ったら、飛び上がるほどの冷たさ(汗)。
これは長時間入っていられないので、暖まったタイドプールへ。
ゆーいちさんも、震えが止まってないし(^^;;

014.jpg
で、タイドプールで並チョウ相手に採集の練習。
数匹採集しましたが、すべてリリース。
飼育しないのに、持って帰る必要ないし。

水は冷たくてびっくりでしたが、存分に海を楽しめました。
場所としてはかなり良いので、またリベンジしたいもんです。




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