MACTE マリンアクアリウム カンファレンス オブ タカサキ

2010年06月28日 16:10

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前回は私がやりましたが、今回は大阪からの使者 Tetsuoさんが講演。
魚病と、それに効果のある治療法からZEOvitシステムまで、盛り沢山の内容でした。
講演を聞かれた人は、かなりためになったのでは?
特に治療法の解説は貴重なものでした。
さすがは理論派のTetsuoさんだけのことはあります。

Tetsuoさん、3時間に及ぶ講演、お疲れさまでした。

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魚談義をするネジ無し集団(笑)。
ここに某氏がいれば、廃人コンプリートだ。

今回はサプライズとして、西のチョウチョウウオマイスターこと、まことさんと、高校生アクアリストのレオポンが来られてました。個人的に、これは嬉しかったですね。そして東のチョウチョウウオマイスター、かっしぃさんも来られ、豪華なメンバーに。講演後、ベッセルの店内で魚談義が始まったものの話が止まらず、あっという間に夜に。次は近くの居酒屋に場所を移し、hanapapaさん、Tさん、O店長やスタッフの方も加わり、そこでも様々な話で盛り上がりました。結局夜中にお開きに。やはり魚の話は面白い。ついつい時間を忘れてしまいますね。

主催のO店長、参加の皆さん、お疲れさまでした。
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レッドシー・ロングノーズファイルフィッシュ

2010年06月25日 17:30

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(photo/J.E.Randall)

学名:Oxymonacanthus halli Marshall, 1952
和名:なし
英名:レッドシー・ロングノーズファイルフィッシュ Red Sea longnose filefish
全長:7cm
紅海に分布

紅海特産のテングカワハギ近縁種。よく似ているが、スポット模様がより細かい点、頭部のオレンジ色の模様がラインにならずスポットになっているなどの違いがある。また、最大長はテングカワハギよりも小さい。性質などはテングカワハギに準じるものと思われる。雌雄の判別も同じではないかと思われるが、詳しい資料が無く不明。

観賞魚として輸入されたことはまだない。いずれ実物を見てみたい種である。

種小名は人物名。英名は産地と姿に由来。

テングカワハギ

2010年06月25日 17:10

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(photo/J.E.Randall)
サモア産のオス個体。腹部の模様に注目。

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(photo/J.E.Randall)
全長9.7㎝のオス成魚。モーリシャス産。

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(photo/J.E.Randall)
メスの腹部には模様が無い。フィジー産。

学名:Oxymonacanthus longirostris (Bloch & Schneider, 1801)
和名:テングカワハギ
英名:ハーレクィン・ファイルフィッシュ Harlequin filefish
全長:10cm
インド洋~西部太平洋に分布

綺麗なグリーンの地色に、オレンジのスポット模様が美しい小型のカワハギ。体色もそうだが、吻が長く、カワハギ類にしては特異な形状をしているため、他の種と間違えることはない。ミドリイシなどのサンゴが豊富な場所に多く見られる。成魚は単独またはペアで行動するが、幼魚期には群れをつくることが多い。なお、成魚でも寝る際は数匹の小群になることがある。食性はポリプ食で、ミドリイシやコモンサンゴ、ハナヤサイサンゴなどのポリプをよく食べる。本種は腹部の模様で雌雄が判別できるが、幼魚では特徴が不鮮明で見分けが難しい。オスの腹部には黒い部分があり、そこに白い斑点があるが、メスにはない。

観賞魚としては意外に古くから知られているが、以前は食性が不明で、アクアリストにはプランクトン食と思われていた時期もあった。餌付かない魚としても良く知られていて、古いアクアリストの受けはよくない。しかし近年入荷する個体は状態が良くなったのか、人工餌に餌付くものも多い。やや小振りの個体を選んで餌付けると、成功率が高い。餌は細かくしたクリルや顆粒餌が適している。また、殻付きアサリをチョウチョウウオと一緒についばんだりもする。人工餌に餌付いても、サンゴを食べる習性は変わらないので、ハードコーラルを収容した水槽には不向き。ソフトコーラル主体の水槽か、おとなしい魚で構成した混泳水槽が適している。性格は温和で、他の魚をいじめるようなことはまずない。しかし同種同士、特にオス同士は激しく争う。そのため、1匹かペアでの飼育となる。

種小名は『長い口』の意。英名のハーレクィンは道化(ピエロ)の意味があるが、体色が道化の衣装を連想させるところから付けられたと思われる。和名は天狗のような姿から。

スポットテール・バタフライフィッシュ

2010年06月14日 14:32

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(photo/J.E.Randall)

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(photo/J.E.Randall)
アケボノと比べると違いが分かる。

学名:Chaetodon ocellicaudus Cuvier, 1831
和名:なし
英名:スポットテール・バタフライフィッシュ Spot-tail butterflyfish
全長:15cm
西部太平洋に分布

アケボノチョウチョウウオに非常によく似ているが、細部を見てみると違いが分かる。まず大きな違いでは、本種の腹ビレは白いが、アケボノでは黄色いという点と、尾柄部に明瞭なスポットがあること。この他、背部がアケボノほど黒くならない、黄色の面積がやや多い、地色が白ではなく青みがかるといった違いがある。慣れれば、すぐに見分けることができる。また分布はアケボノよりずっと狭く、フィリピン、インドネシア周辺に多い。他、食性などはアケボノに準じる。

本種はアケボノに比べると入荷量がずいぶん少ない。大抵はアケボノの混じりで見られるが、最近ではきちんと区別して売られることも多い。もっとも区別して売られても、価格はアケボノと大差なく、安価で入手できる。飼育もアケボノ同様、人工餌に餌付きやすく飼いやすい。アケボノと混同されるせいか、スポットテールとしての飼育例はあまりみかけない。アケボノ同様、長期飼育しやすい種であるが、性格はおっとりしている印象がある。

種小名は斑点のある尾という意味で、本種の特徴から。英名も同様。

アケボノチョウチョウウオ

2010年06月14日 12:15

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(photo/J.E.Randall)
この標本個体はナイトカラー(夜間体色)が出ている。
生時は背中の黒い部分は、もっと濃い。

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(photo/J.E.Randall)
体型、色彩などがよく分かる標本個体。

学名:Chaetodon melannotus Bloch & Schneider, 1801
和名:アケボノチョウチョウウオ
英名:ブラックバック・バタフライフィッシュ Blackback butterflyfish
全長:18cm
太平洋~インド洋に広く分布

広い範囲で見られる普通種。分布は広いものの、地域による色彩変異はみられない。幼魚期は尾柄に明瞭な黒斑を持つが、成長と共に不鮮明になる。地色は白く、背部が黒くなる。腹ビレは黄色い。成魚はペアで行動することが多いが、小群になることもある。サンゴのポリプ、小動物、藻類などを食べる雑食性。幼魚期はサンゴに依存する割合が大きい。

観賞魚として古くから知られ、コンスタントに入荷するポピュラー種。関東以南の太平洋岸では、夏以降に磯で幼魚を採集でき、この自家採集個体を飼育するアクアリストも多い。飼育は容易で、すぐに人工餌に餌付く。餌付かない場合はアサリを与えるが、アサリを食べれば人工餌への移行は特に難しくない。丈夫で飼育しやすいので、チョウチョウウオ飼育の入門種といえる。性格もタフなので、大型ヤッコなどとの組み合わせもできる。馴れると非常によく餌を食べ、太り過ぎになることが多いので、そうならないように気を付けたい。いったん水槽環境に順応すると、容易に年単位の長期飼育ができる。管理を怠らなければ、10年以上生かすことも可能だ。なお、幼魚期に十分な栄養を得られなかったり、狭い水槽で飼育したりすると、目や頭ばかりが大きいアンバランスな体型になってしまうことがあるので注意。

種小名は黒い斑紋というような意味で、体側の黒い模様に由来。英名は背中が黒いところから。和名の由来はよくわからない。

海道達磨

2010年06月03日 11:06

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カミハタから海道達磨という国産スキマーが発売された。早速、通販でゲット。
ちなみに、新しいスキマーを購入するのは数年振りだ。
ご覧のように外掛けスタイルでの使用と、インサンプでの使用ができる。
インサンプの場合は、外掛けケースから本体を出して設置する。
フランジ幅が5センチまでなら、アクリル水槽にも取り付け可能。
うちの水槽はフランジの幅があるので、やや強引な設置になってしまった(汗)。

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外掛けケース上面のフタにはパッキンがあり、塩ダレ防止となっている。

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エアーの吸い込み口はカップ上部に接続。
カップ内に水が溜まりすぎると、エアー吸気から水が流れ込む。
オーバースキン対策ということなのだろう。
ちなみにネックの高さを変えることができ、それで汚れの取れ具合を調整する。

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外掛けの場合、水槽内にはこのストレーナーだけが入る。
ポンプがそのまま水槽内に入る機種より断然シンプルだ。

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設置2日後の泡の上がり具合。
まだ本調子とはいえないものの、まずまずの状態か。
音も割り合い静か。取り付けが容易なのと、調整が手軽な点が良い。
能力的に、90センチまでの水槽なら十分使えそうである。