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babu邸スイハイ 2回目

2010年02月23日 15:21

前回の記事
前回下がり気味だったアクアのテンションも上がり、本格始動した様子。

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前回と比べると、ライブロックが追加されたり、照明に変化が見られる。
左側に配置された、ツツハナガサミドリイシやコンフサなどが、大きく成長してきているのがわかるだろうか。
メタハラが増設されたりしているが、右がやや暗めのコンセプトは変わらず。
サンプやスキマーなどは、前回と変わっていない。

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中央部分のコンフサの成長が著しい。
左上にも株分け群体があり、左上から右下へとレイアウトの流れができている。
色的に派手さはないものの、レイアウトの中心的役割を果たしている。
大きく成長したツツハナガサも見応え十分。

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大きくなったツツハナガサ。
下方にも枝を伸ばしている点が実に面白い。

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導入したばかりのエンタクミドリイシ。
babuさんの好きな種類だ。これからじっくり成長させていくとのこと。
いずれはこれがレイアウトの中心となっていくはず。
成長速度からして、ひとまずの完成は2年後あたりだろうか。
淡水の水槽と違い、完成までに長い時間がかかるのがサンゴ水槽。
(もっとも、どこまでいったら完成というものでもないが)
少なくともサンゴを買ってきて、並べただけで完成とは言わないのだ。

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タンクメイトのコンスピ。
レスプレなども相変わらず元気だった。
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T邸スイハイ

2010年02月18日 17:00

今回初訪問のTさんの水槽。
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仕事場である鉄工所の工場内に置かれた水槽群。
広いスペースに、1800ぐらいの大型水槽(サイズ聞き忘れ)が置いてあるのは羨ましい限り。
水槽台などは鉄製のもの。仕事柄、こういったものは自作されている。

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上画像の手前の水槽。
大型ヤッコ混泳水槽となっている。
クイーン、ブルー、マクロス、ワヌケ、パソニファーのペア、フレンチなど。
クイーンがやや痩せてしまっているのが残念。

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こちらは奥側の水槽。
レンテンの成魚や、大型のシライトイソギンチャクが目をひく。

上記2つの水槽は、それぞれ水槽下にサンプがあるが、サンプ同士はパイプで繋がっている。Tさんはサンプが繋がっているのに、どちらか一方の調子が落ちたりすると言っておられた。確かにサンプ共有で複数の水槽を管理している場合、個々の水槽状態に差が出ることがある。しかし帰ってきてからよく考えてみると、サンプが繋がっているとはいえ、接合はパイプ1本のみである。おそらくそれが理由で水質的な差ができていると思われる。サンプをそれぞれ独立させ、個々に水槽を回した方が良いと思う。もしくは2本の水槽を一括管理するのであれば、サンプをどちらか撤去して、統合した方が現状より良くなりそうである。また、この2本の水槽は大きなETSSスキマーのみで回すベルリンシステムだが、ろ材を導入してウェット部分を設けてみるのも一案。そうすると水槽の安定が違ってくるかも。

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90×90×60㎝水槽。
これはこれだけで独立している。
スキマーは付いているものの、使われていない状態であった。
ベルリンではなく、ナチュラルシステムのようだ。
ミドリイシなどは結構良く発色していた。
タンクメイトはアフリカヌス、ココス、マルチカラーなど。

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こちらは90㎝サンゴ水槽。オーソドックスなベルリンシステム。
LPS主体の静かな感じの水槽だ。
魚はマルチカラーのペア。

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驚いたのがこの照明。デュプラルクスだ。
まだ現役で使われていようとは。
機材を大事に使う点は素晴らしい。

他にもトリートメントタンクがあったりと、なかなか気合いの入ったアクアリストである。
これからも魚中心に頑張っていただきたい。

hanapapa邸スイハイ 2回目

2010年02月15日 15:00

前回の記事

続いてはhanapapaさんのスイハイ。
前回訪問時は水槽部屋が未完成だったが、既に完成し、本格稼働している。独立した水槽部屋を持つというのは、深みにハマったアクアリストならば誰しもが望むことだろう。それを実現しているのだから、羨ましい限りである。

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水槽が3本並んでいるが、真ん中のこの水槽がメインタンクだろう。
サイズは120×60×60cm。
ソフトコーラル満載のレイアウト。そこに多数の魚が泳ぐというスタイル。
非常に綺麗に維持されている。
タンクメイトには、ツルグエやオシャレハナダイといった珍種も多い。

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メイン水槽の主役、ブラバンのペア。
状態も良く、なかなかのもの。ただ、ちょっと太り過ぎか。
他にも肥満体型の魚がいるので、そのあたりは改善の必要があるだろう。
ちなみにこのブラバンに限らず、2匹づつ(ペア)飼育されている種類が多い。

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メイン左側の水槽。サイズは90×45×60cm。
こちらはLPS、中でもオオバナやコハナガタ、ハナガタといった種がメイン。
住人はベルスの雌雄、ブラバンなど。
サンゴが同一タイプのものばかりなので、レイアウトが単調のなってしまっている。
そこを改善すると、かなり良くなるのでは。

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メイン右側の水槽。サイズは左側水槽と同じ。
こちらは陰日性サンゴ主体。
ウチウラが多数入っているが、不思議と魚に被害は出ていないそうだ。
しかしウチウラにやられてしまっているサンゴがちらほら見受けられるのでそのあたりは改善の余地がある。また、陰日性であれば、もっと大胆なレイアウトにしてみても面白いのではないだろうか。

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よくポリプを開いているヤギ。非常に美しい。

システム的にはサンプとエコ槽が繋がったスタイルで、3本の水槽は全てサンプ共有となっている。設備が単純化されるメリットはあるが、何かあったときのリカバリーが、かなり大変になってしまうデメリットがある。できれば水槽ごとに別サンプにした方が安心だ。本人も気にされているようで、好日と陰日はサンプを分ける計画だそう。そうして、陰日サンゴの飼育を追求したいとのこと。今後のさらなる発展に期待したい。

マーシャ邸スイハイ 2回目

2010年02月12日 15:12

前回の記事

※一部訂正
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前回訪問時とはうって代わって、120×60×60cmの大型水槽が導入されている。
特筆すべきはレイアウトで、全てコラレン製のセラミック疑岩が用いられている。
ただ、サンゴ類はまだまだ少なく、これからといったところ。
疑岩はようやく見れる状態になっているが、まだあと半年ほどは時間が必要だろう。

照明はSCが3灯のみと少ないが、雰囲気は良い。
ソフトコーラル主体の水槽のようなので、それならこれで十分。

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この水槽のメインはゼブラエンゼルのペア。
ちなみに当初はゴールデンバタフライも入っていたそうだが、白点の嵐で終了した模様。
まあ、まだセットして日の浅いサンゴ水槽で、そういうことをやるのは無謀というものだ(笑)。
特に疑岩の使用量が多いほど、普通のサンゴ水槽よりも時間がかかる。
事実、この水槽は立ち上げに1度失敗しており、そのあたりが落とし穴なのである。

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サンプ部。
装備はSNMのリアクター、ETSSスキマー、QL-40、クーラーなど。
このサイズの水槽では標準的な装備といえる。

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メイン隣の60キューブサブ水槽の唯一の魚であるコリンズ。
将来的には、ここにヒメウツボを導入したいそうである。

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60×45×45cmチョウチョウウオ混泳水槽。
ミカドチョウとスダレチョウが入っている。
ミカドの状態が素晴らしい。
これからどのような水槽になっていくのかが興味深い。