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2008年07月31日 17:46

ショップレビュー関西編18
アクアショップMQの記事を一部改訂。
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ニセボロカサゴ

2008年07月09日 00:49

niseboro.jpg
ハワイ産の個体。(photo/J.E.Randall)

学名:Rhinopias xenops (Gilbert, 1905)
和名:ニセボロカサゴ
英名:ストレンジアイド・スコーピオンフィッシュ Strange eyed scorpionfish
全長20cm
南日本温帯域、ハワイ諸島に分布

ボロカサゴに似ているが、胸ビレの軟条数、吻の形状が異なる。また、ボロカサゴに比べると皮弁は少なく、目の上の皮弁は、ごく小さい。ただしハワイ産のものは、目の上の皮弁が日本産に比べて発達している。背ビレ棘条部の切れ込みが、ボロカサゴに比べて少ない点も特徴。日本では水深20m以深から見られるが、ハワイではより深く、水深60~120mの範囲でないと見られないとされる。

ごく稀にハワイから入荷するのみ。ハワイから入荷すると、かなりの高額になる。なお、輸入されるボロカサゴの皮弁の少ないものや、エッシュマイヤーズ・スコーピオンフィッシュ Rhinopias eschmeyeri が、ニセボロカサゴの名で流通することがあるので注意。飼育はボロカサゴに準じる。

種小名の意味は、調べた限りでは不明。和名はボロカサゴに似て非なるところから。英名は、見る角度によって変わる目の色に由来。

ボロカサゴ

2008年07月08日 01:21

borokasa.jpg
(photo/J.E.Randall)

学名:Rhinopias frondosa (Günther, 1892)
和名:ボロカサゴ
英名:ウィーディー・スコーピオンフィッシュ Weedy scorpionfish
全長23cm
インド洋・西部太平洋域に分布

変わったカサゴの仲間で、体は左右から押しつぶされたように薄い。全身に皮弁を持ち、海藻など周辺環境に溶け込みやすくなっている。皮弁はカサゴのような待ち伏せ型の捕食魚にとって、餌となる小魚を騙す良い小道具である。本種が海藻の中に入り込むと、パッと見ただけでは分からない見事な擬態をみせる。赤系の個体は紅藻に、褐色、黄色系の個体は褐藻に似せているものと思われる。日本では深い水深帯でみられるが、熱帯域では比較的浅い場所でもよくみられるようだ。単独、あるいはペアで行動する。主に小魚を主食とするが、エビ類も好んで食べる。

以前はほとんど入荷が無かったが、近年になって比較的よく輸入されるようになってきた。最近では価格も随分と下がっている。詳しい飼育方法はボロカサゴ類飼育法を参照のこと。

種小名は「葉の多い」という意味で、多数の皮弁を葉に見立てての命名。和名はボロをまとっているような外見から。英名の Weedy は「雑草がはびこった」という意味で、やはり多数の皮弁が由来。