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期間限定ブログ

2008年05月19日 22:59

Tetsuoさんが、期間限定ブログを立ち上げました。
いままでとは一風変わった感じになっていますよ。
http://blogs.yahoo.co.jp/coralsuki
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ゴージャス・スワローテイル

2008年05月14日 00:43

Honat_u0.jpg
(photo/J.E.Randall)

学名:Odontanthias natalensis (Fowler, 1925)
和名:なし
英名:ゴージャス・スワローテイル Gorgeous swallowtail
全長37cm
インド洋に分布

非常に大型で、おそらくバラハナダイ属では最大種。非常に長く伸びる尾ビレが特徴。詳しい生態は不明だが、水深100m以深に棲むものと思われる。

観賞魚としての入荷は無い。標本画像ではよくわからないが、体色はかなり美しいようである。

種小名は「ナタール産の」という意味。英名は体色と尾ビレの特徴に由来。

イエロー・アンシアス

2008年05月14日 00:21

Ofusc-1.jpg
(photo/J.E.Randall)

Ofusc-2.jpg
(photo/J.E.Randall)

yellow-a.jpg
以前飼育していた個体。

学名:Odontanthias fuscipinnis (Jenkins, 1901)
和名:なし
英名:イエローアンシアス Yellow Anthias
全長25cm
ハワイ諸島に分布

ハワイ固有種。鮮やかな黄色い体色が特徴。興奮したりすると、マダラハナダイのような模様が出現する。背ビレ第3棘は伸長し、先端に小さな皮弁がある。生息水深は深く、水深100m前後の深場に生息している。

観賞魚として、ごく少数が稀に入荷する程度。22~23℃の低めの水温を維持すれば、飼育自体は別に難しくない。強い照明を当てると美しい体色が日焼けしてしまうため、メタハラを当てるのは厳禁。暗めの水槽が似合うハナダイだ。

種小名は「暗色のヒレ」という意味で、背ビレと尾ビレ基部が暗色になるところから。英名は体色に由来。

ハタタテハナダイ

2008年05月10日 11:57

Hofla_u0のコピー
小笠原諸島産。
(photo/J.E.Randall)

学名:Odontanthias flagris (Yoshino & Araga, 1975)
和名:ハタタテハナダイ
英名:不明
全長27cm
沖縄、小笠原に分布

30㎝近くにまでなる大型ハナダイ。背ビレ第3棘条が非常に長く伸びるのが特徴で、先端部に皮弁がある。水深100~200m前後に生息し、深場の釣りで漁獲される。詳しい生態は不明。

観賞魚としての入荷は無い。この水深では無理だろう。

種小名は「旗」という意味。伸びた背ビレ棘の先端にある皮弁を、旗に見立てた命名。

Odontanthias tapui

2008年05月10日 11:44

Hotap_u0.jpg
タヒチ産の個体。
(photo/J.E.Randall)


Hotap_u1.jpg
サモア産の個体。
(photo/J.E.Randall)

学名:Odontanthias tapui Randall, Maugé & Plessis, 1979
和名:なし
英名:不明
全長20cm
中部太平洋に分布

バラハナダイに似ているが、体色が少々異なる。一番の違いは尾ビレで、鮮やかな黄色をしており、非常に長く伸長している。生息水深は深く、100m以深。詳しい生態はわかっていないが、バラハナダイと似ていると思われる。

観賞魚としての入荷は無い。美しいので人気は出そうである。

種小名は人物名。

バラハナダイ

2008年05月10日 11:30

Hochr_u1のコピー
全長15㎝ほどの若魚インドネシア・セレベス産。
(photo/J.E.Randall)

Hochr_u2のコピー
全長20㎝以上になった成魚。グアム産。
(photo/J.E.Randall)

学名:Odontanthias chrysostictus (Günther, 1872)
和名:バラハナダイ
英名:イエロースポット・シーパーチ Yellow-spot Seaperch
全長22cm
インド洋~西部太平洋に分布

ピンクとイエローのコントラストが素晴らしい大型ハナダイ。幼魚のうちは尾ビレ上下葉が尖っているが、成魚では先端は丸く幅広になる。また、背ビレ、尻ビレ、腹ビレのスレッドが伸びる。水深100m以深に生息し、群れをつくって生活しているようである。小型甲殻類や小魚を好んで食べる肉食性。 Holanthias katayamai Randall, Maugé & Plessis, 1979 は本種のシノニムとされている。

観賞用として1度だけ、1匹のみ入荷したことがある。実物は非常に美しく、入荷すれば確実に人気種となるだろう。インドネシアからマダラハナダイが入荷しているので、入荷の可能性は少ないながらもある。

種小名は「黄色い点」というような意味。体色に由来している。英名も体色から。和名は、バラのように美しいというところから付けられたと思われる。