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バンク・バタフライフィッシュ

2007年03月30日 00:06

参考画像
http://www.advancedaquarist.com/2005/9/fish
http://www.mbl.edu/marine_org/flescher/images/flescher/Hi/1710.JPG
http://www.bluecastleaquarium.com/fishbook/butterfly/cha/cha8.html

学名:Prognathodes aya (Jordan, 1886)
和名:なし
英名:バンク・バタフライフィッシュ Bank butterflyfish
全長:15cm
ノースカロライナ南部からメキシコ湾にかけて分布

アイバンドと体後方の太いバンドが非常に特徴的なチョウチョウウオ。また、長い背ビレの棘条がよく目立つ。生息水深は深く、30m以上でよくみられ、100m以上の水深にも出没する。一番深い記録では167mで、深海性といってもよい種類だ。食性はゴカイ類などの底性小動物や、ゴルゴニア、ブラックコーラルのポリプ。大抵はペアで行動し、まばらな群れを形成することもある。

深場で採集される高価な種であるが、餌付きは良く、そういった面では飼育しやすい。10cm以下の個体は人工餌にもすぐに餌付きやすくておすすめ。しかし10cm以上の大きな個体の中には、頑として餌を食べないものがいたりする。そのため、大型個体で状態のすぐれないものには手を出さない方がいい。最初に人工餌に対する反応が小さい場合は、クリルや乾燥ブラインシュリンプを試すと、うまくいくことが多い。水温は低い方がよく、20℃前後の低い温度が最も良い。25℃以上になると調子を崩したり、病気がちになったりする。混泳では、あまり大きなヤッコとは組み合わせない方が無難。年単位の飼育を考えれば、小型ヤッコとも、できれば一緒にしない方が良いかもしれない。

最近ではサンゴ水槽に導入されることも増えてきたが、LPSは食べられる可能性が高いので、おすすめはできない。ミドリイシ等のSPS中心ならばまず大丈夫だが、メタハラの強い照明がストレスになる可能性がある。サンゴ水槽での長期飼育の報告が皆無なため、何とも言えないところだ。

種小名の由来は不明。英名は傾斜したバンドに由来している。
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ブラジリアンロングスナウト・バタフライフィッシュ

2007年03月29日 22:47

参考画像
http://www.meerwasser-lexikon.de/eng/8/438/Prognathodes/brasiliensis.htm

学名:Prognathodes brasiliensis Burgess, 2001
和名:なし
英名:ブラジリアンロングスナウト・バタフライフィッシュ Blazilian Longsnout butterflyfish
全長:10cm
ブラジルに分布

Prognathodes aculeatusに似るが、背中の黒ずみ部分が全く無く、全体に黄色みが強い。以前はP.aculeatusと同一種とされていたが、近年別種として記載された。生息水深は20~35mほどで、あまり浅い場所ではみられない。

カリビアンロングスナウトよりやや高価だが、餌付けはこちらの方がしやすい。最初から人工餌を食べる個体もいて、そのようなものをみると衝動買いしてしまいたくなるが、できれば一週間ほどは様子をみたい。何の問題も無いように見えても、一週間以内にコロリと死んでしまうことがあるからだ。しかし人気種なので、待っているうちに売れてしまうことが多い。どうしても入手する場合は、そのようなリスクがあると理解しておく必要がある。突然死には対策の立てようが無いので、ほとんどの場合あきらめるしかない。飼育の要点などはカリビアンロングスナウトに準じる。上級向けのチョウチョウウオだ。

種小名、英名とも「ブラジル産」であることが由来。

カリビアンロングスナウト・バタフライフィッシュ

2007年03月29日 18:51

20070329145727.jpg
(photo/J.E.Randall)
参考画像
http://www.geoffschultz.org/2005_Sailing/Reef_Fish/imagepages/image12.htm
http://www.sharkriders.com/StLuciaPics06/zoom/22.jpg
http://www.meerwasser-lexikon.de/eng/8/439/Prognathodes/aculeatus.htm

学名:Prognathodes aculeatus (Poey, 1860)
和名:なし
英名:ロングスナウト・バタフライフィッシュ Longsnout butterflyfish
全長:10cm
カリブ海に分布

カリブ海に生息する小型のチョウチョウウオ。Prognathodes属はやや深い場所に生息するものがほとんどだが、本種だけは背の立つような浅瀬でも見られる。もちろん深場でも見られ、水深140mからの記録がある。最も多くみられる水深帯は、20~30m付近。長い吻を使い、小型甲殻類やゴカイ類などの小生物を主に捕食する。この他、自然下ではブラックコーラル(宝石サンゴの一種)のポリプをよく食べる。

Prognathodes属のチョウチョウウオは、深場に生息しているために採集に手間がかかり、また遠隔地での採集になることも多く、価格はかなり高い。その中にあって、本種は比較的リーズナブルな価格で入手できる。しかし、最も安い種は飼育が簡単かというと、必ずしもそんなことはないのが海水魚飼育の不思議なところ。本種はPrognathodes属の中では、最も長期飼育の難しい種なのである。まずあまり良い状態で到着しないことと、餌付きがよくないことが難易度UPの理由。状態の見極めは非常に重要で、当然のことながら病気の個体、吻に傷のあるもの、痩せているものは絶対に避ける。これは本種だけでなく、全てのチョウチョウウオに共通の項目だ。泳ぎはゆったりとしているものがよく、水槽内をせわしなく泳ぐ個体(初心者は元気な個体と勘違いすることが多い)、逆に目に動きがなく、ぼーっとしている個体はあまりおすすめできない。

餌付けは甲殻類(エビ系)の冷凍餌などから始めるのが一般的だが、ショップで餌付いている個体が入手できれば、それにこしたことはない。何回か与えても冷凍餌に反応がみられない場合は、生きたイサザアミや釣り餌に使う柔らかいジャリメあたりを使ってみる。生き餌にも反応しない個体は望み無し。ほぼ死を待つばかりとなるが、いつか食べ始めるかもしれないので、最後まであきらめずに餌付けは続けてみよう。餌付いて人工餌にまでもっていければ安心。混泳は無理をせず、あまりヤッコなどと一緒には泳がせない方が無難。目に見えないストレスが溜まりやすい。水温は22~24℃がベスト。あまり高い水温では、病気がちになることがある。かなり上級者向けのチョウチョウウオと言えるだろう。

種小名は「刺すような」という意味で、尖った吻に由来している。英名も長い吻から付けられている。

ネコン空軍

2007年03月27日 17:53

プラモ用に新しくブログを立ち上げてみました。

ネコン空軍

まだ作ったばっかりで、テスト投稿しかありませんが。
プラモなネタは、これからこちらにUPしていきます。

クイズの答え

2007年03月25日 19:02

初級編
Q1  タテジマヤッコ(ちなみに画像個体はメス)
Q2  カリブ海、あるいは大西洋
Q3  コガネキュウセン
Q4  カニハゼ
Q5  ハナダイの仲間
Q6  通称名
Q7  フエヤッコのみチョウチョウウオの仲間、他はヤッコ。
Q8  ウズマキ
Q9  ツノダシはツノダシ科でハギに近縁。ハタタテはチョウチョウウオ科。
Q10  同じ種類

中級編
Q1  ヨコシマニセモチノウオ
Q2  オレンジフィン・アネモネフィッシュ Amphiprion crysopterus
Q3  トライアングラー・バタフライ Chaetodon triangulum
Q4  インディアンメロン・バタフライ(インドミスジ) Chaetodon trifasciatus
Q5  ムレハタタテダイ
Q6  Oxymonacanthus halli
Q7  メイキュウサザナミハギ
Q8  ナンヨウハギ、ハナゴンベ
Q9  トゲチョウとニセフウライ
Q10  ウキブクロを使い、音を出す習性から。

上級編の回答は、書き込まれたコメントを参照。

久しぶりにバキューム

2007年03月23日 01:29

ドカ山さんがTSR.2のフルスクラッチされて頑張っておられるのを見て、ちと刺激を受けました。でもドカ山さんほどの技量は全然ないので、私としてはバキュームを製作するのがせいぜいであります。

scimitar-1.jpg
そんなわけで、ダイナベクターのシミターを作ります。シービクセンを作って以来、久しぶりです。

scimitar-2.jpg
とりあえず、パーツの切り離しから。

クイズ・上級編

2007年03月18日 23:50

20070314102749.jpg
(photo/J.E.Randall)
■Q1
このベラの最大の特徴をひとつ挙げよ。

20070314102818.jpg
No.1(photo/J.E.Randall)

20070314102828.jpg
No.2(photo/J.E.Randall)
■Q2
No.1とNo.2の魚、それぞれ和名と、区別点をひとつ挙げよ。

20070314103216.jpg
No.1(photo/J.E.Randall)

20070314103230.jpg
No.2(photo/J.E.Randall)

20070314103251.jpg
No.3(photo/J.E.Randall)
■Q3
この中で一属一種のものはどれ? 学名も書くこと。

azuki.jpg
(photo/J.E.Randall)
■Q4
カザリキュウセンに擬態する、肉食性のハタであるアズキハタの幼魚。
このような擬態を何擬態と呼ぶか?

■Q5
フエヤッコとオオフエヤッコの外見上の違いを3点述べよ。

th-1.jpg
(photo/J.E.Randall)
■Q6
このクマノミは何? 学名も併記せよ。

■Q7
ペパーミントエンゼル、ナークエンゼル、ナハッキーズ・ピグミーエンゼル、この3種の中で、日本へ一番多く輸入されたものはどれ?

■Q8
バンク、マルセラ、ギアナ、サイズ、ヘッジホッグ、各チョウチョウウオの中で、大西洋産でないものはどれ?

■Q9
ソメワケ×ナメラ
フレーム×ポッター
シマ×スミレ
クリスルス×マクロスス
シテン×クロシテン
クイーン×ロックビューティー
各ヤッコ交雑種で、日本に輸入されたことが無いのはどれ?

■Q10
アケボノハゼを命名したのは誰?

■Q11
Chaetodon marleyi
Chaetodon guyotensis
Chaetodon dialeucos
Prognathodes guezei
Amphichaetodon melbae
輸入されたことのあるものは?

■Q12
キリガクレ、クモガクレ、といえば何の仲間の和名?

■Q13
キンギョハナダイ、ニシキイトヒキベラ、アカハラヤッコ、コガネキュウセン、ハマクマノミ、クロハコフグ、このうち雌性先熟でないものはどれ?

A-2.jpg
(photo/J.E.Randall)
■Q14
この魚の英名は?

■Q15
ブルーハムレットとスカンクシュリンプ、両者に共通する特徴は?

クイズ・中級編

2007年03月18日 23:30

20070314013112.jpg
(photo/J.E.Randall)
■Q1
この魚の和名は?

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(photo/J.E.Randall)
■Q2
この魚の名は? 学名での回答も可。

20070314013603.jpg
(photo/J.E.Randall)
■Q3
この魚の名は? 学名での回答も可。

20070314013749.jpg
(photo/J.E.Randall)
■Q4
この魚の名は? 学名での回答も可。

20070314013905.jpg
(photo/J.E.Randall)
■Q5
この魚の和名は?

20070314014139.jpg
(photo/J.E.Randall)
■Q6
この魚の学名は?

■Q7
シェブロンタンの和名は?

■Q8
トンプソンズ・バタフライ、アカククリ、ナンヨウハギ、クギベラ、ラクダハコフグ、ハナゴンベ、この中で一属一種のものは?

20070314021952.jpg
(photo/J.E.Randall)
■Q9
画像のチョウチョウウオは、何と何の交雑種?

■Q10
スポッテッド・ドラムの「ドラム」は、何に由来するものか?

クイズ・初級編

2007年03月18日 23:00

20070314001813.jpg
(photo/J.E.Randall)
■Q1
この魚の和名は?

blackcap.jpg
(photo/J.E.Randall)
■Q2
この魚の生息域は? 大まかでも可。

H.chrysus-2.jpg
(photo/J.E.Randall)
■Q3
この魚の和名は?

kanihaze-1.jpg
(photo/J.E.Randall)
■Q4
この魚の通称名は?

■Q5
ハナゴンベは何の仲間?

■Q6
イナズマヤッコは通称名? それとも和名?

■Q7
ソメワケヤッコ、チリメンヤッコ、フエヤッコ、コガネヤッコ、仲間はずれはどれ?

■Q8
タテジマキンチャクダイの幼魚の通称は?

■Q9
ツノダシとハタタテダイは同じ仲間?

■Q10
コバルトスズメとルリスズメは同じ種類?

Su-15 完成!

2007年03月16日 03:26

完成したであります。
su-15-3.16-1.jpg

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ミユタン邸スイハイ

2007年03月11日 18:19

何かと忙しい合間をぬって、スイハイに。
今回は千葉県にお住まいのミユタンさん。
当ブログのスイハイ・カテゴリには初登場の女性アクアリスト。

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サンゴ水槽。
サイズは 120×38×40cmで、標準の120cmよりは奥行き、高さともに少ないものの、比較的まとまった綺麗なレイアウトが好印象。中を泳ぐのはインドニシキ、スミレ、イナズマ、ヒレナガの各ヤッコ。コウリン、フタイロ、アサヒの各ハナダイ。他にカクレクマノミ、ハナビラクマノミ、クマノミ、ペパーミントラスなどが入っていて、かなり賑やか。アサヒハナゴイが入っているところなど、かなりポイント高し。いずれもよく太っていて、状態はバッチリだ。それにしても、ミドリイシがメインになっている水槽が多い昨今、こういったLPSやソフトがメインのサンゴ水槽というのは新鮮に思える。

miyutan-2.jpg
60cm水槽と、その上の孫タンク。
こちらはカサゴ類がメイン。下の60cmには、ウチから里子に出したエッシュマイヤーズ・スコーピオンが。上にはハダカハオコゼ、シーロビン、フォーテスキュー(カサゴの一種)、オレンジトードフィッシュ。この水槽は、サンゴ水槽とサンプで繋がっている。フォーテスキューを飼育している人は、なかなかいない。かなりマニアックだ。

miyutan-3.jpg
サメ水槽。
サイズは 120×60×45cm。重さ対策のためか、水面は低め。まあ、サメならば十分といったところ。住人はポートジャクソンシャークのペアとゼブラウツボ。ポートジャクソンは、綺麗に成長していて、かなり良い。温帯種のため、クーラーで水温20℃に設定。

miyutan-4.jpg
ポートジャクソンシャーク
現在のサイズは、35cmほど。
スタイルが素晴らしい。ちゃんと世話をしている証拠だ。

Su-15 デカール貼り

2007年03月06日 15:59

su15-3.6-1.jpg
ちょいと時間ができたので、一気にデカール貼りを終わらせました。

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ロシア防空軍所属機ではなくて、ウクライナ空軍所属機にしてみました。
赤い星の付いていないフラゴンは、ちょっと新鮮です。

su15-3.6-3.jpg
何かの記念特別塗装です。
どういった特別塗装なのかが不明です(汗)。

su15-3.6-4.jpg
音楽に関連したものだということは分かりますが、その程度です。
機体側面には「マエストロ」と書かれています。

ボロカサゴ類の飼育法

2007年03月05日 01:20

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ボロカサゴ。パープルとイエローの個体。

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エッシュマイヤーズ・スコーピオンフィッシュ

P1010012_1.jpg
エッシュマイヤーズ・スコーピオンフィッシュ

esch-u.jpg
エッシュマイヤーズ・スコーピオンフィッシュ
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バンデッド・エンゼルフィッシュ

2007年03月03日 03:13

blackband.jpg
成魚個体(photo/J.E.Randall)

学名:Apolemichthys arcuatus (Gray, 1831)
和名:なし
英名:バンデッド・エンゼルフィッシュ Banded angelfish
全長:25cm
ハワイ諸島、ミッドウェイ、ジョンストン島に分布

吻端から背ビレ後端にかけて太い黒帯が入るのが大きな特徴。本種はシテンヤッコ属に属するが、このグループに特徴的なシテン模様が無く、尾ビレ上端が伸長しないなどの相違点がある。これらの特徴故に、以前は Desmoholacanthus 属に分離されていたこともある。現在は Apolemichthys 属に再統合されているが、疑問の残る種だ。生息水深は幅広く、浅くは12mから、深いところでは180m以深でも確認されている。平均、20m以深で見られることが多いようだ。主にカイメン類を主食としている。

観賞魚として以前から知られているが、最近は見られる数が少なくなり、価格も高騰している。肌の弱いヤッコで、移動や導入の際には十分に注意しなくてはならない。肌と共に、吻端も傷めやすいため、網で掬うのは厳禁。大きめのプラケースやボウルで海水ごと掬うのがベスト。この肌や吻が弱い点は、何故か海水魚専門誌では全く取り上げられていない(知らないのか、あるいは死なせて消費させるためか??)が、十分に注意すべき点である。飼育海水に対する要求は高く、サンゴ類が楽に飼育できるだけの水質は用意してやりたい。混泳水槽で薬品類を頻繁に使っていると、特徴的な黒帯が薄れてくることがあるので要注意。餌付けは10cm前後の個体が一番やりやすく、15cm前後の大きな個体では、餌付けにてこずることがある。人工餌に餌付いたら、こまめに与えて太らせること。混泳については、あまり他の大型・中型ヤッコと組み合わせるべきではない。本種を一番にして、ヤッコを組み合わせるにしても、小型ヤッコ程度にとどめておきたい。チョウチョウウオなどとの混泳も良いだろう。10cm程度の個体であれば温和な性格をしているので、他魚と組み合わせやすい。同種との混泳も、水槽サイズや追加タイミングによっては可能となる。ただし、大型個体では非常に気の強い個体がいるので、組み合わせの際は十分に注意。高水温に弱く、水温は低めの23℃程度が理想。

種小名は、「弓形に曲がった」という意味。尾ビレと尻ビレの模様に由来するのか、あるいは幼魚期の湾曲した黒帯に由来するのかもしれない。英名はBand(帯)で、黒帯に由来。また黒帯を目隠しに見立てて、Bandit(山賊・海賊)の名で呼ばれることもある。日本のアクアリウム界では、ブラックバンド・エンゼルと呼ばれる。

揃えておきたい資料(魚・甲殻類編)

2007年03月02日 01:43

海水魚を飼育するなら、図鑑の一冊ぐらいは最低限持っておきたい。趣味において「資料」とはかなり重要なものである。これは海水魚に限らず、模型、写真、絵画などなど、多くの趣味で資料は必要不可欠といえる。趣味をやるなら、資料の充実は避けて通れない。

自分が飼育している、あるいは飼育しようと思っている魚がどこに生息するのか、どういった環境を好むのか、そういった事を調べるのに資料は大変役に立つ。人に聞いてばかりでは身にならない。自分で調べてこそ意味があるというもの。

ネット社会の現在では、ネット検索も相当に便利だ。しかし情報の真贋が判断しづらい面がある。そんなときに図鑑等の資料が充実していれば、判断もしやすくなる。以下に紹介する図鑑は、このぐらいは最低持っていていいだろう、というものを揃えてみた。

zukan-1.jpg
日本の海水魚(山と渓谷社)
一般書店で入手できる図鑑としてはベストのもの。写真が綺麗で、点数も多い。解説も詳しくて非常に役に立つ。持っていて損の無い一冊。最低でも、この図鑑ぐらいは揃えておきたい。
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