2007年01月28日 22:56
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2007年01月28日 22:39

上面から。
とてもカニとは思えない。

下面。
ハサミや脚は、体にぴったりと張り付くような形状になっている。

体は非常に薄い。
学名:Aethra edentata Edmondson, 1951
和名:ヒメメンコヒシガニ
英名:フラットエルボゥ・クラブ Flat Elbow Crab
甲幅:3cm
八丈島以南の南日本、マリアナ諸島、ハワイに分布
非常に平たい、ユニークな体を持つカニの一種。メンコヒシガニ Aethra scruposa と酷似しているが、甲の凹み方やハサミ下縁の棘の形状で見分けられる。普段は転石やサンゴ礫の下に隠れているため、見つかりにくい。石の下から取り出すと、体を上下させる行動がみられる。一種の威嚇行動ではないだろうか。甲の色彩は白色のものが多いが、画像の個体のように紫色や褐色の波線模様が入るカラーバリエーションがある。食性はいまひとつ不明だが、他の小生物を捕食しているのではないかと思われる。
種小名はラテン語で「歯」に関する言葉だが、詳しい意味は不明。和名は平たい形状をメンコに見立てたところから。英名も、形状に由来している。
2007年01月17日 22:31
2007年01月17日 00:36
正月早々にシャアザクを作ったりと、ガンプラ祭りを開催しておりました。
ハイグレード・タイプを作ったんですが、プロポーションが良いですね。何より驚いたのが、非常に作りやすかったこと。一体につき、二日間で完成までいけました。バンダイは頑張ってますなぁ。

「みてろよザクめ!」
ポッキー付属のガンプラとは違います。
可動範囲が広いので、様々なポーズが可能。

「ザクとは違うのだよ。ザクとは!」
グフはHGモデル。後方のザクはポッキー付属のもの。
明らかに出来が違います。
ちなみにこれらは完成後、ガンダム好きなオナノコの家に旅立っていきました。・・・・・遊んで壊してないだろーな?

研三の状況。
とりあえず濃緑色を塗ってみました。

フラゴンも、そろそろ塗装に。
長大なレドームが特徴的。それにしても、実にスマートな迎撃機です。
レドームはレジン製の別売りパーツです。
お店で数百円で投げ売りされてたもの。
せっかくなので入手して取り付けてみました。
このレジン製レドームと、キットのレドームを比べてみると、角度が少し違います。キットのものは、若干上向き加減ですが、レジン製のは若干下向き加減。取り付けると、明らかに印象が違います。もちろん、レジン製の方がカコヨイです。
ハイグレード・タイプを作ったんですが、プロポーションが良いですね。何より驚いたのが、非常に作りやすかったこと。一体につき、二日間で完成までいけました。バンダイは頑張ってますなぁ。

「みてろよザクめ!」
ポッキー付属のガンプラとは違います。
可動範囲が広いので、様々なポーズが可能。

「ザクとは違うのだよ。ザクとは!」
グフはHGモデル。後方のザクはポッキー付属のもの。
明らかに出来が違います。
ちなみにこれらは完成後、ガンダム好きなオナノコの家に旅立っていきました。・・・・・遊んで壊してないだろーな?

研三の状況。
とりあえず濃緑色を塗ってみました。

フラゴンも、そろそろ塗装に。
長大なレドームが特徴的。それにしても、実にスマートな迎撃機です。
レドームはレジン製の別売りパーツです。
お店で数百円で投げ売りされてたもの。
せっかくなので入手して取り付けてみました。
このレジン製レドームと、キットのレドームを比べてみると、角度が少し違います。キットのものは、若干上向き加減ですが、レジン製のは若干下向き加減。取り付けると、明らかに印象が違います。もちろん、レジン製の方がカコヨイです。
2007年01月15日 02:26

(photo/J.E.Randall)
学名:Chaetodon flavocoronatus Myers, 1980
和名:なし
英名:イエロークラウンド・バタフライフィッシュ Yellow-crowned butterflyfish
全長12cm
グァム、サイパンに分布
グァム、サイパンのみに生息する固有種。ティンカーズに似るが、頭部に黄色いバンド模様が入るのが本種の大きな特徴である。本種の由来について、ティンカーズとバーゲスの交雑個体が、種へと発展したのではないかという説がある。最近(2007年初頭現在)、"タラワ・ティンカー"なる魚が入荷しているが、これはまさしくティンカーとバーゲスの交雑個体が、種へと固定される前段階のものであると考えられる。そのため、限りなくバーゲスに近いものから、本種に近いものまで色々な色彩変異がみられる。気の遠くなるような年月を経ると、本種と同じような色彩になるのかもしれない。ロア亜属は好奇心の強い種ばかりだが、本種だけは違うようで、ダイバーを極端に恐れるという。そのため、接近は容易ではないようだ。
だいぶ以前に入荷したことはあるが、現在は全く入荷が無い。これはグアム、サイパンに採集業者が居ないためである。もし入荷があったとしても、恐ろしく高額なものになるに違いない。状況から考えて、今後も入荷は期待できないだろう。
種小名は flavo「黄色い」coronatus「王冠」の意。本種の特徴をよく表している。英名の由来も同様。
2007年01月15日 01:50

(photo/J.E.Randall)
学名:Chaetodon mitratus Günther, 1860
和名:なし
英名:インディアン・バタフライフィッシュ Indian butterflyfish
全長14cm
モルディブ、スリランカ、モーリシャスなどインド洋諸島に広く分布
太平洋域には数種が分布するロア亜属だが、インド洋に分布するロア亜属は今のところ本種のみである。体色は特徴的で、他のロア亜属が白系の地色であるのに対し、本種は鮮やかな黄色をしている。この黄色はモーリシャス産のものが最も鮮やかで美しい。背ビレ後方はオレンジ色で、幼魚期はここに黒斑があるが、成長と共に消失する。生息水深はやはり深く、浅くて30m、深いところでは70~80mあたりまで。通常50mほどのところに多いという。
深い場所に生息する種にしては、案外入荷量の多い種。価格はティンカーズなどよりは低いが、安いと言えるほどの価格ではない。同亜属の他種同様、餌付きやすく飼育しやすい点は変わらない。水槽内では最大12cmほど。
種小名は「ターバン」あるいは「司教の冠」といった意味。特徴的な模様に由来している。英名は、生息域にちなむもの。他に、種小名の意味から ヘッドバンド・バタフライフィッシュ Headband butterflyfish と呼ばれることもある。
2007年01月15日 00:43

(photo/J.E.Randall)
学名:Chaetodon burgessi Allen & Starck, 1973
和名:なし
英名:バーゲス(バージェス)・バタフライフィッシュ Burgess' butterflyfish
全長14cm
フィリピン、インドネシア、ニューギニアなど西部太平洋域に分布
ロア亜属チョウチョウウオの中では、最も広く分布する種のひとつ。沖縄の久米島や与那国島でも目撃されているが、標本が得られていないためか、和名は付けられていない。40~80mと深い水深帯で普通だが、場所によっては20mと比較的浅い場所でもみられるという。生息域によって体色にやや違いがみられ、地肌がクリーム色のものと、白いものとがいる。また、アイバンドが黒いものと黄色いものがいる。さまざまなものを食べる雑食性。
フィリピン・インドネシア地域に多く生息するため、高価なロア亜属の中でもかなり安価な種である。飼育に関してはティンカーズと同じく、餌付きやすく飼いやすいチョウチョウウオだ。最大で14cmになるものの、水槽内ではまず10cm程度にしかならない。順応性の高さといい、水槽飼育に向いた種と言える。
種小名は有名な魚類学者である、ウォーレン・バージェス博士にちなんだもの。英名の由来も同様。
2007年01月12日 15:26

黄色の美しい個体(photo/J.E.Randall)

黄色い部分が狭い個体(photo/J.E.Randall)
学名:Chaetodon declivis Randall, 1975
和名:なし
英名:マルケサン・バタフライフィッシュ Marquesan butterflyfish
全長12cm
マルケサス及びライン諸島に分布
さしずめ黄色いティンカーズ・バタフライフィッシュといった感じのチョウチョウウオ。黄色い部分は個体差があり、黄色の鮮やかなものから、黒みの多いものまでさまざま。やはり深い場所を好むが、ティンカーズよりも若干浅く、23m付近でもみられる。平均、30m前後の水深に多い。雑食性。
ティンカーズと並び、本種も高価なチョウチョウウオとして知られる。クリスマス島より入荷するが、あまり大きな個体は少なく、小さめの個体が多い。飼育などはティンカーズに準じる。成魚サイズはティンカーズよりも小さいので、より水槽飼育に向いた種と言えるだろう。
種小名は「傾斜した」という意味。特徴的な模様から付けられたもの。英名は、生息地にちなんで付けられた。
2007年01月12日 14:26

成魚個体(photo/J.E.Randall)

C.tinkeri と C.miliaris との交雑個体(photo/J.E.Randall)
学名:Chaetodon tinkeri Schultz, 1951
和名:なし
英名:ティンカーズ・バタフライフィッシュ Tinker's butterflyfish
全長15cm
ハワイ諸島に分布
ハワイ諸島のみに分布する固有種。白と黒の大胆な模様が特徴的。浅くても水深30m、深いところでは100m前後にまで生息する。浅場に多いチョウチョウウオの中にあっては、深海性といってもよい種である。通常、単独かペアで行動し、群れを作ることはない。雑食性で、底生小動物などさまざまなものを食べる。自然下では稀に、ミリアリスやシテンチョウとの交雑がみられる。なお、本種やインディアン・バタフライ、バーゲス・バタフライなどは同じ仲間で「ロア亜属」という亜属に分類される。
観賞用としては、かなり前から知られている種。採集に手間がかかることから高価で、以前より全く価格は下がっていない。丈夫で餌付きやすいチョウチョウウオだが、深場の種なので高水温には注意したい。22~24℃が適水温。性格は強く、他のチョウチョウウオとの混泳でも負けることはほとんど無い。そのため、ヤッコなどと組み合わせて飼育されることも多い。しかしながら、気の強い反面打たれ弱く、いったん劣勢になると、みるみるうちに調子を崩してしまうことがよくある。ヤッコなどとの混泳では、見た目に平気なように見えても、徐々にストレスが溜まるらしく、ある日突然死んでしまうことがある。本種が丈夫な種であるにもかかわらず、年単位の長期飼育があまりみられないのは、混泳で無理をさせてしまうことが原因。精神的ダメージは回復しづらいため、そうならないように本種をメインに据えた飼育をするのがベスト。またロア亜属同士の混泳も、基本的にはおすすめしない。当初はよくても、長期的に何か問題が起こる可能性が大きい。なおメタルハライドランプのような、大光量の照明が付いた水槽で飼育していると、白い部分が黒ずんでしまうことがある。
種小名は人物名から。英名もそこから付けられている。ハワイアン・バタフライフィッシュ Hawaiian butterflyfish と呼ばれることもある。
2007年01月01日 12:31
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