2006年10月30日 15:12

オス個体(photo/J.E.Randall)

幼魚・メス個体(photo/J.E.Randall)
学名:Halichoeres chrysus Randall, 1980.
和名:コガネキュウセン
英名:カナリー・ラス Canary wrasse
全長12cm
西部太平洋に分布
真っ黄色の体色が特徴。幼魚の頃は、透明感のある黄色をしている。成熟したオスは、頭部にグリーンのラインが現れる。幼魚期にある背ビレのスポットは、成長とともに消失する。西部太平洋域に広く分布し、日本でも南日本、特に南西諸島では普通に見られる。
観賞用として入荷が多い、ポピュラーな種である。色彩が美しく、かつ小型であるため、水槽飼育には向いている。安価で入手できる点も嬉しいところだ。餌は何でもよく食べるが、特に乾燥エビであるクリルなどを好む。
種小名は「黄金色の」という意味。和名もその体色が由来。英名のカナリーは「カナリア色」つまり黄色いということで、これも体色から付けられたものである。
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