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ハワイ襲撃2013 その2

2013年02月13日 15:27

さて、第2弾

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ププケアのタイドプールでシュノーケリング。
イエローストライプコリス、エレガントコリス、コーレタンなどが見られた。
ここでのヒットはヒメスズメとオーネイトラス。綺麗!
それと、赤ユビワサンゴヤドカリはいくらでもいる。

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所は変わって、サンドバーという場所。
沖合にある砂地で、大潮の干潮時には干上がって砂浜になる。
CMの撮影でも使われるそうだ。

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背後の吃水の浅い船で行くのだが、残念ながら雨模様。
ちょっと寒かったなぁ。。。

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そんな中でもお熱い二人(笑)。

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シュノーケリングタイムもあったので行ったが、ライフジャケット着用義務で
潜れなかったのが残念。安全対策上なので仕方なし。
ハワイはサンゴ礁と呼べる場所は少ないが、ここはサンゴ礁と呼んで差し支えない。
ハワイアンクリーナー、ハワイアンホグ、ミリアリス、ハワイ型イッテンチョウ
ニセカンランハギ、キイロハギなどなど、様々な魚が見られた。
ウミガメもいたね。

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あとは飲んだり

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食べたりで、常に満腹(笑)
ハンバーガーとか、BBQチキンとか実に美味かった。

ツアーを企画してくれた某氏、
パイル氏との面会を実現してくれたTetsuo氏に感謝!
参加の皆さん、お疲れさまでした。
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ハワイ襲撃2013 その1

2013年02月08日 00:45

昨年に続き、ハワイに行ってきました。
今回は、さくっとした記事のみ。

参加メンバーは、某氏ペア、Tetsuoさん夫婦、レオポン、私たち夫婦の7名。

で、さっそくワイキキ水族館に。
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スミスバタフライ。

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昨年はセットしたばかりだったミッドウェイ水槽。
キビレマツカサ欲しい。。。

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目玉ともいえるペパーミント。
状態はすこぶる良い。

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アベイも健在。
一緒に泳ぐエレガントコリスが良い感じ。

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相変わらず素晴らしい屋外水槽。
タテキンも変わらず元気だ。
ZEOvitのパステルカラーがもてはやされる昨今だが、
個人的には、こういった濃い色合いのサンゴの方が好み。
パステルカラーも美しいとは思うが、どうしても不健康に思ってしまう。

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太陽光、天然海水という、これ以上無い好条件である
にもかかわらず、HLLEを発症した魚がいる。
HLLEは、よくない水質で発生することがほとんどなのだが。。。

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さらに昨年同様、ビショップ博物館の標本庫に潜入。

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そこで、かのリチャード・パイル氏に面会。
氏は日本の海水魚専門誌 TMA にも寄稿したことがある。
あれやこれやの、ここでは書けない魚の話を色々と聞かせていただいた。
魚好きならではの話が色々と。。。
ワイキキ水族館で展示している、ペパーミントにまつわる逸話もあった。
もし機会があれば、いつか記事にしてみたいと思う。
ちなみに図鑑にサインをいただいた(笑)

廃人inハワイ その6

2012年03月13日 22:45

ハワイの記事も、これで最後。

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ハワイのショップにも行ってきた。
ここは『コーラルフィッシュ ハワイ』
キイロハギやポッターAの大型個体などがいたが、全体的に入荷の谷間だった。
海水魚がメインだが、淡水魚も扱っている。

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『ペットランド』
総合ペットショップ。
海水水槽は少ないが、興味を惹くものがあった。
カメレオンが安かったのに驚いた(持ち帰れないので注意)。

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『モダンペット』
ちょっと日本語の分かる店主がいる。
海水魚は輸入ものが多かった。
日本では見られない魚病薬があったりして、なかなか面白い。

で、あとは
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パンケーキを食べたり。

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丸焼きチキンにかぶりついたり。

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でっかいステーキで腹一杯になったり。

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ハワイの朝市にお邪魔したりした。

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射撃も。
嫁も初射撃体験。初めてなので、22口径を撃たせた。
反動が少ないので、良く当たる。
私は45口径や9mmを。

今回のツアーを、詳細にわたり企画してくれた某氏、ランドール博士とコンタクトをとってくれたTetsuoさん両名に感謝!
次は廃人全員による、完全な廃人ハワイツアーを目指したいなぁ。

廃人inハワイ その5

2012年03月04日 23:57

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今回の旅のサプライズ。
なんと、J.E.ランドール博士にお会いすることができた。
博士の撮った写真は、当ブログでも多数を使用させていただいている。
こんな1アクアリストに会っていただけるとは嬉しい限り。
85歳という高齢にもかかわらず、プールに通って体力づくりをされており、いまだにダイビングにも出かけるという。現在は紅海産魚類の図鑑を執筆中とのことで、完成が非常に楽しみ。博士からはハンディサイズの図鑑を全員にいただき、サインも入れていただいた。これは家宝モノだ。。。

博士に、翌日ビショップ博物館を訪問する旨を伝えると、研究員の方に紹介状を書いてくれた。
ちなみに画像一番左は博士の奥様。実に仲の良い御夫婦だった。

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翌日、予定通りビショップ博物館へ。
ハワイの生物はもとより、自然や歴史などが総合的に学べる場所だ。

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なんと、ここの魚類標本室に入ることができた。
このような棚が多数ある。

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まず標本の数に圧倒される。
標本はグループごとにまとめられ、数が多いわりに分かりやすい。
とにかく大量で、海水魚だけでなく、淡水魚の標本もある。

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Bodianus属の各種標本に、Tetsuoさん大興奮(笑)。

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ナハッキーエンゼルの標本。
未見分の小型ヤッコの標本もあり、今後の精査が待たれる。

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Apolemichthys guezei の標本が!
(ラベルは当時のもので、Holacanthus になっている)
これを目の当たりにできるとは。。。生きてて良かった(涙)。

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アベイの標本。
この個体は、わりと大きかった。

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Coris hewetti オス個体の標本。
これもベラマニアなら卒倒モノだ。

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案内していただいた研究員のアーノルド氏と記念撮影。
標本の撮影なども、快く許可して下さった。
Tetsuoさんは、リチャードパイル氏のことなどについて、色々話をしていたようだ。

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オレンジマージンバタフライの標本。
これは博物館に展示されているもので、誰でも見ることができる。

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深場に生息する魚を撮影するゲーム。
もちろん、最高得点を叩き出した(笑)


廃人inハワイ その4

2012年02月28日 22:31

観光用潜水艦にも乗ってみた。
港から船で沖合の潜水艦が待機する場所まで行き、そこから潜水艦に移乗。海底にあるポイントを巡るというもの。

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これが観光用の潜水艦。
30人ぐらい乗ることができる。

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殺風景なハワイの海底。
海底を注視していると、ポッターズピグミーエンゼルが泳いでいるのが確認できた。残念ながら、ブラックバンドはみることができなかった。

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窓の外を泳ぐハギ。
窓は大きくて見やすい。

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これはカンランハギ。
ハギ類はとにかく多い。

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ミリアリスとムレハタタテダイ。
自然下のミリアリスは、黄色みが強くて美しい。
他にハワイアンダッシラスの姿も見えた。

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魚礁として沈められた旅客機。
これはYS-11。

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沈船もある。
これは米軍の輸送艦だそうだ。
舳先にウミガメがじっとしていた。

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一通り巡って浮上。
迎えの船に上がると、ザトウクジラが現れたり、ウミガメが浮上してきたりと、普段見れないものが次々に見れて感動。Tetsuoさんは、ザトウクジラのジャンプも見たそうだ。

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帰りの桟橋で見つけたダツの幼魚。
ほとんど枯れ枝。

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とあるホテルの池にあった解説。
下は巨大・ロバスではなくて、巨大口・バス。ラージマウスバス(ブラックバス)を直訳すると、そうなるかもしれんが。。。しかし。。。

廃人inハワイ その3

2012年02月25日 00:11

アクアリストの旅行なので、やはり海に入ってみる。
ちなみに採集禁止の場所が多いので、網は持たず、観察のみ。

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最初に入ったのは、ププケアという場所にある磯。
大きなタイドプールになっている。
深さは浅く、腰程度。

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ハワイのチョウハンは、顔が白っぽく、ちょっと変わっていた。

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こんな浅瀬にハワイアンクリーナーラスが!

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ちなみに見たのは嫁だけで、写真も嫁が撮影したもの。
私はエレガントコリスを間近で見られて大満足。
それにしても水が冷たかった。
とてもではないが、長くは入っていられない。
今回の水中写真は、水中用インスタントカメラにて撮影。
意外と写せるもんだ。

魚以外では、ハワイ特産の赤ユビワサンゴヤドカリもいた。

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別の日に別の場所にも。

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ここは観光地として有名なハナウマ湾。
見ての通り、非常に綺麗な場所だ。
駐車場に限りがあり、満車になると入場できなくなる。

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いきなり固有種のベルテッドラスが登場。
左の地味な方がメス。

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ご存知シテンチョウ。

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フレンブリーは何匹も見ることができた。

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ミヤコテングハギをはじめ、ハギ類は何種も見れた。
どれも成魚サイズで、惚れ惚れする立派さだった。

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ハワイのクロハコフグ。
オスが見れなかったのが残念。
フグは他にスポッテッドトビーと、ゴマフキンチャクフグがいた。スポッテッドトビーは個体数が多く、あちこちで見られた。ゴマフキンチャクフグは警戒心が強く、なかなか接近できず、写真もない。

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コーレタンの成魚。

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ハワイでは個体数が少なく、なかなか見られないとされるハナグロチョウに遭遇。しかもペア!

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ほぼMAXサイズの成魚だった。

サンゴはハナヤサイとコモンサンゴが少数あったのみ。
沖縄とは海中景観が相当異なっている。

廃人inハワイ その2

2012年02月21日 11:51

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廃人アクアリストが、水族館へ行って表側だけで済ますはずがない(笑)
ここはTetsuoさんのツテで、バックヤードにお邪魔した。
案内してくれたのは、Norton Chan氏。
Tetsuoさんの通訳で、色々と解説していただいた。

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サンゴ水槽を上から覗く。
照明は自然光とメタハラなどの人工照明のミックス。
T5蛍光灯も見られたが、まだLEDは採用されていないようだった。
一部の水槽には、獅子脅しの原理の水流発生装置が設置されていた。

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どのサンゴも良く成長している。
テーブル状ミドリイシやウスコモンの成長がよくわかる。

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バックヤードのストック水槽。
これはハワイアンモルウォング。

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日本では久しく見ていないトンプソンズアンティアス。

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当然のようにブラバンもストック。

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珍品キビレマツカサ。欲しい!

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これはシードラゴンの畜養水槽。
簡単だが、効果的な工夫が凝らされている。
プチプチは、何のためだか分かるだろうか?

シードラゴンは、ウィーディー、リーフィーともストックされていた。展示用の水槽は製作中で、かなり大きい水槽だった。日本の水族館のシードラゴン展示水槽より、深さがある感じ。

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ミッドウェイ水槽の水流。
この水流から、何かしらのヒントが得られるだろう。

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屋外のストック水槽も拝見。
ここにはマメスナなどの生物がストックされていた。

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SPSの畜養水槽。
でかいコンテナケースのような容器だ。

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素晴らしいミドリイシ。
見えているエアホースは、エアレーションのもの。
撮影のためにエアーは止めてもらっている状態。

こういった屋外飼育はうらやましい限り。熱帯地域ならではだ。
日本のような温帯域では、サンルームでもメタハラなどの人工照明で補助しないと、やや難しいものがある。

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グリーンの群体はエダコモン。
その上を泳ぐアキレスタンにも注目したい。
ハギが入れられているのは、コケ取り要員だろう。
他にシマハギ、キイロハギがいたが、いずれも素晴らしい色合いだった。

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かなり大きいウスコモンの群体。
非常に良い形状に成長している。人工照明下とは、やはり趣が異なる。