2009年03月26日 12:42

(photo/J.E.Randall)

(photo/J.E.Randall)
学名:Aulacocephalus temminckii Bleeker, 1854
和名:ルリハタ
英名:ゴールドリボン・ソープフィッシュ Goldribbon soapfish
全長40cm
インド洋~西部太平洋に分布
青い体色と、黄色いラインが美しい種。ごく小さい幼魚は、青みがほとんどない。体形は左右から押しつぶしたように平たくなっている。ほぼ単独性で、20~70mほどの水深でみられるが、個体数は多くない。最大で40㎝ほどになるが、20~30㎝ほどのサイズが一番多くみられる。小魚やエビなどを捕食する肉食性。温帯種と思われがちだが、意外と熱帯域にも広く分布している。キハッソク同様、体表に粘液毒を持ち、狭い場所に入れられたりすると海水を泡立たせるほど分泌する。
観賞用としては、近海で漁獲されたものが稀に販売される程度。飼育はおそらくキハッソクに準じるのではないかと思われる。近海産のものは、20℃前後の低い水温で飼育した方が無難だろう。
種小名は人物名。英名は黄色いラインから。和名は体色に由来。
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