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FAUNA MARINの餌

2010年12月27日 11:17

esa.jpg

レッドシーが販売しているFAUNA MARINのサンゴ用フード。
画像のものは試供品で、Tetsuoさんの海外土産。
右がマメスナ用のもので、左がLPS用。
マメスナ用のものはパウダー状で非常に細かい。
対してLPS用のものは粒が大きい。

マメスナ用のものは、まともなマメスナが水槽になかったので、他のサンゴに対して使ってみたが、餌の匂いに対する反応は上々だった。LPS用の方は、コハナガタ、オオトゲキクメイシ、ハナガタ、タバネサンゴ、キサンゴなどに与えてみた。どのサンゴも反応がよく、食い込みもよかった。

どちらの餌も海水に入れ、スポイトで吸ってからサンゴに与える。LPS用のものは粒が大きいので、管の太いスポイトが必要。LPSには最初に餌を浸して匂いのついた海水を流して、ポリプが開いてから与えるのは、生餌と変わらない。マメスナ用は、海水に溶かしてスポイトで静かに振りかければ良いようだ。いずれにしても、冷凍餌や生餌でないぶん管理が楽なのが良い。他にもヤギ用の餌などがあり、興味をそそられる。
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オオバナサンゴ2種

2009年01月09日 12:47

オオバナは1種類ではなく、2種類あるのをご存知だろうか。

oobana1.jpg
こちら、いわゆるオオバナ Trachyphyllia geoffroyi である。
正式和名はヒユサンゴ。「オオバナ」はアクアリウム界だけの通称名だ。
温帯から熱帯域まで幅広く分布。

oobana2.jpg
こちらは英名オープンブレインコーラル Trachyphyllia radiata と呼ばれる種。
日本には生息しないので、和名は無い。
Trachyphyllia 属ではなく、Wellsophyllia 属とされる場合もある。
骨格のうねりが大きく、脳状になる。底部はフラットな形状。
上から見ると、円形に近い。

キサンゴの飼育

2007年06月06日 21:56

・水槽システム
基本的にはベルリンシステムが有効。補助的に濾過槽を設けたハイブリッドシステムも良い。サンゴ自体に給餌を頻繁に行なうため、スキマーはパワーのあるものを設置したい。リアクターは、あっても無くてもいいだろう。しかし、他のサンゴと組み合わせたりすることの方が多いだろうから、結局は設置する方向になるか。キサンゴのみを飼育するのなら、リアクターは必要ない。基本的に水換え頻度が多くなるし、カルシウムなどの成分は十分補える。クーラーはもちろん必須。水温は22~24℃ほどを維持。水温が低いと海水の劣化が少し遅くなるし、キサンゴ自体にもよい。

・入手
イボヤギは輸入されることも多く、入手は容易。オオエダキサンゴやジュウジキサンゴなどは、最近はエビ刺し網で採られたものが出回ったりしている。入手の際は、ショップで長期在庫されたものより、なるべく入荷したてのものを手に入れるとよい。大抵のショップではイボヤギやキサンゴに餌など与えないため、長期在庫になると触手を開かせるのが困難になることもあるからだ。

骨格の多少の傷ぐらいは問題にならない。それよりも、共肉が下から剥がれてきているようなものを避けるようにする。ショップで触手を開いているものがある場合は、触手の形状に注意する。触手が長く伸びて、先端が細くなっているものは大丈夫だが、触手の先端が丸くなっていたり、触手全体が丸く膨らんだようになっているものはなるべく避けたい。弱っているか、もしくはどこかおかしいことが多いからだ。

・照明
陰日性のため、明るい照明は必要ない。好日性サンゴと組み合わせる場合は、あまり光が当たらない場所を選んで配置する。キサンゴをメインに飼育する場合、照明は不要とすることがあるが、実際は明確に昼夜の区別があった方が良いようなので、ブルー系の蛍光灯をメインにつけておく。また照明があれば、岩肌が白っぽくなって雰囲気を損ねることもない。

・水流
キサンゴの飼育において、水流は非常に重要なポイントになる。水流の当たり具合によって、触手の開きに大きな違いがみられるほど。やや強めな水流が当たるのがよいが、直接水流は避ける。パワーヘッドを数基用いるのもいいが、現在のサンゴ水槽では使われなくなった、シャワーパイプによる水流も有効だろう。キサンゴに対して使われたことはないようだが、ウェーブボックスの使用は非常に有効かもしれない(高価だが)。

・給餌
キサンゴ飼育で重要な要素のひとつ。というか、最も重要といってもよいくらい。なにしろ好日性と異なって、餌を与えなければ確実に弱っていくからである。餌は以前は釣り餌に使うコマセをみじん切りにしたものを使用したが、これだと海水の傷みが早いため、エビ系の冷凍餌やクリルを使用するとよい。クリルを粉砕したものや、冷凍餌のエキスやコペポーダなどをごく少量水流にのせてやると、しばらくして触手が開きはじめる。そこへ細かくしたクリルや冷凍餌をスポイトで丁寧に給餌してゆく。

給餌の際は水流を止めて、触手にそっと振りかける感じで与える。開きにくい種類には直接餌を振りかけて様子をみるという手もある。が、それだと残餌が多く出やすい。残餌は極力吸い出してしまい、水質悪化に繋がらないようにしたい。また、ヤドカリやムシロガイなどを収容して、残餌処理をさせるのもいい。しかし、あまりこういった残餌処理生体に頼ることのないよう、なるべく残餌の出ないように給餌しよう。この給餌の仕方はテクニックの見せ所でもある。

最も残餌が出にくいのは、ピンセットで餌をひとつひとつのポリプに与えていく方法。これだと原則的に残餌は出ず、こまかな対応ができるものの、給餌自体は非常に面倒なものになる。根気のある人向けだ。ちなみに私の給餌方法はピンセットによるもので、水流も止めずに行なっている。

esayari.jpg
ピンセットでクリルを与えているところ。

餌の量は最初は少なめにしておき、毎日か1日おきに給餌。慣れてきたら少し量を増やしていくとよい。気をつけたいのが餌の劣化。クリルは酸化しやすいため、小さい缶のものを入手して、すぐに使い切ってしまうようにしたい。これは冷凍餌にもいえる。劣化した餌を与えてしまうと、それがサンゴに対して大きなダメージを与えてしまう。くれぐれも注意したい点だ。

・共肉崩壊!?
キサンゴを飼育していると、よくない餌を与えてしまったり、あまりに餌を与え過ぎて口盤部分の共肉が崩壊してしまうことがある。普通なら捨ててしまうところだが、側面の共肉が残っている状態であれば、少し様子を見てみるとよい。残った共肉部分に新しいポリプが生まれ、そこから成長してくることもあるのだ。特にハナタテサンゴによくみられ、数個付きのものなど、そうやって増えたと思われるものが多い。小さなポリプにもきちんと給餌してゆくと、ちゃんと成長してゆく。駄目になったと思っても、すぐに捨ててしまわないことだ。

・綺麗な触手の形を維持する
キサンゴではさほどでもないが、ポリプが大きく触手も長いウチウラタコアシサンゴは、給餌し続けると異様なほど触手が細長く伸び、わけのわからない状態になりやすい。餌をよく食べるため、ついつい多く与えてしまいがちになるのが原因。餌の量は少なめにし、頻度も低くするようにしよう。また強めの水流を当てるのもよい。

・魚との組み合わせ
サンゴを突く魚、ヤッコ類との組み合わせはやらない方が無難。ベラ類はキサンゴを食べたりはしないが、キサンゴに与えた餌を横取りすることが多いので、避けた方がよい。そうなると、ハナダイやバスレット類が適している。ハタタテハゼなどは、驚くとウチウラやハナタテなどの大きな触手に飛び込んでしまうことがある。また遊泳力の弱いヨウジウオなども、ウチウラなどに捕らえられてしまう可能性がある。

甲殻類では、スカンクシュリンプなどのエビが餌の匂いにつられて、キサンゴの餌を横取りしにくる。そういった点はやや問題だろう。残餌だけを処理してくれればベストなのだが、なかなかそう思い通りにはいかないものだ。

キサンゴの世界

2007年06月03日 00:38

ベルリン・システムが普及してからというもの、サンゴ水槽といえばミドリイシを筆頭としたSPS軍団が幅を利かせている。その他にナガレハナやオオバナなどのLPS、ウミキノコやウミアザミといったソフトコーラルが続く。ほぼ好日性サンゴ全盛といえるだろう。そんな中、陰日性サンゴの主役だったキサンゴ類は、今や忘れ去られたような存在になっている。以前は空前の人気を博したウチウラタコアシサンゴでさえ、売れないサンゴの仲間入りをしてしまった。

キサンゴ類が敬遠される理由としては、まず触手が開かなければ、ただの赤やオレンジの塊に過ぎず、何ら面白みが無い点だろう。そして、触手を開かせるのに手間がかかること。餌やりの面倒くささも、根気の無い人や飽きっぽい人には耐えられないものだ。餌を頻繁に与えるために水質低下が早いので、水換え頻度も上がり、メンテナンスの手間も増える。

レイアウト面でも、少々問題がある。触手が十分に開けば美しいが、あまりにも派手な色彩のため、好日性サンゴと組み合わせではバランスが取りづらい。照明が点灯している間はあまり開かないというのもネック。普通の好日性サンゴに比べて、配置に気を使わないといけない。

キサンゴの飼育はミドリイシに比べて、非常に面倒なことこの上ないが、触手を開いた際の美しさはかなり捨て難いものがある。

hanatate.jpg
ハナタテサンゴ
最も触手を開かせやすいキサンゴ。非常に丈夫。
しかし、余りに餌を与え過ぎると状態を崩す。

ooeda.jpg
オオエダキサンゴ(エダイボヤギ)
これも開かせやすい。画像はまだ七分咲き。

oohana.jpg
オオエダ(手前)とハナタテ(奥)
手前のオオエダはまだ小さい群体で、ハナタテのように見える。

nagaibo-1.jpg
ナガイボヤギ
クリルの匂いで開いてきたところ。

nagaibo-2.jpg
ナガイボヤギ
触手が開いたところ。給餌しやすい状態。

jujiki-1.jpg
エントウキサンゴ
ジュウジキサンゴとよく似ている。
触手を大きく開いた状態。撮影時間は午後11時半。

jujiki-2.jpg
ジュウジキサンゴ
やっと触手を開いてくれた。
1カ所でも開けば、そこに給餌し続けることによって、他の場所のポリプも開いてくる。
この撮影から4日後、他に2カ所開くようになった。

shirobana.jpg
シロバナキサンゴと呼ばれる種。
触手はかなり開きにくい。難しいタイプのキサンゴ。

ハナガササンゴの長期飼育

2006年05月17日 15:51

ハナガササンゴといえば、ポピュラーなハードコーラルである。
しかし、その飼育は決してビギナー向けとはいえない。
短期的な飼育では実に状態良く飼えるのだが、こと長期飼育となると、これが難しい。ハナガササンゴは種類数が多く、種類によって比較的維持しやすいものもあるが、水槽内での成長や増殖となると、相当に難易度が高いと言えるだろう。
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